走り続けること
2009.07.08 15:55
先週の金曜日、カップジュピー10周年ということで
古川氏と友部正人さんを見に行ってきました。
友部さんは「大阪へやって来た」というALはもっていましたが、
最近の活動はあまり知らず、確かFUJIROCKでてたよなーという程度で、
もちろんライブ初めてでした。
初めて見る人の第一声というものは、いつもそうですが興奮します。
あっ出た!ってな感じです。
いっしょにもらったチラシに、友部さんのCDカタログが付いて、
コンスタントに作品を発表し続け、現在も大きいステージから全国をきめ細かく
旅を続けているそうで、一瞬でしたがその年輪を感じとれた気がしました。
アーティストにとって、作品を発表し続けることが如何にすごいことか。
ベンジーなんかサリンジャーで走りすぎだし。
よく少年のこころを持ち続けたいとか、忘れないでいたいとか言う。
それで、こういう人にそれを当てはめてみたりして、僕らは大人になってしまったとか感じてしまったりして。
でもなんか、違う。
僕らは、いつのまにか余計なことを考えてしまったじゃないかと。
友部さんやベンジーは未だに遊んでんだ。本気でね。
もう取り戻せないかな。
だから、魅せられるんでしょうね。
緊張してレコードにもらったサインを見ながら、
ちゃんと名前も聞いてもらって、なんだろうかこの感じは。
猿田彦神社で細野さんに掛けてもらった言葉によく似ている。
少し喋ってみたかったな。