「曙小学校校歌」碑。
2019.07.15 02:45
(あしあと その804・中央区の245・山鼻の23)
南11条西9丁目にある「あけぼのアート&コミュニティセンター」は、今は廃校となった曙小学校の校舎を活用しています。この正面玄関前の敷地の一角に石碑が建てられています。
台座の自然石の上に置かれた黒御影でできたこの石碑は、「曙小学校校歌」碑です。
碑面には、
「雲紫に曙の空にみなぎる静かさは 希望あふれる力です 私たちの力です みんな元気に学びましょう
斎藤七郎治 謹書」
と刻まれています。
碑の背面には、「昭和五十六年十月二十日建立 開校三十周年記念事業協力会」と刻まれています。
曙小学校は、札幌初の鉄筋コンクリート造り耐火建築の校舎として昭和26年に開校し、平成16年に近隣の創成小学校・大通小学校・豊水小学校とともに資生館小学校として統合されるまで、53年間にわたって児童を育ててきました。