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▽a piece of cake 4u▲

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

2020.02.05 02:55

ブレイディみかこ(新潮社)


今年1冊目から大当たり!

イギリス在住の保育士でライターの著者が、

中学生の息子と共に考え悩み乗り越えていく親子の成長記録。


元・底辺中学校に通い始めた息子は、

人種差別、ジェンダー、貧富の差、EU離脱などなど、

牧歌的な小学校では見えなかった様々な現実に直面していく。


そんなとき、親としてどう接するか?

存分に自分と重ね合わせながら読み進めました。

私ならどうする?どうしよう?


イギリスの教育事情も興味深かったし、

何より著者と息子の会話がとてもいい。

これから中学生になる子どもが近くにいる大人にお薦めです。


「多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」

「楽じゃないものが、どうしていいの?」

「楽ばっかりしてると、無知になるから」

 とわたしが答えると、「また無知の問題か」と息子が言った。以前、息子が道端でレイシズム的な罵倒を受けたときにも、そういうことをする人々は無知なのだとわたしが言ったからだ。

「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」