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今日も何かを間違えた

おすすめのいろいろ!

2020.02.05 03:47


「何かおすすめの漫画ある?」

この質問は非常に難しい。

自分のセンスを問われている気がしてならない。


だから少しオシャレぶった作品を

つい選んでしまいがちである。


ここではそういった背伸びをした場合と

入れなかった場合の2パターンの

おすすめを皆さんに紹介したい。


〇おすすめの漫画(背伸び)

「宇宙兄弟」


非常にバランスの良い漫画。

老若男女に薦めることができる。


熱さと緩さがちょうどよく、

感動することもできる作品。

読んだことない人はぜひ読んでほしい。


次点「ザ・ファブル」「ジャイアントキリング」


●おすすめ漫画(背伸びなし)

「スラムダンク」


初期の赤城の髪型が気持ち悪い、

後期になればなるほど晴子が不細工になる、

展開が非現実的すぎる、

などなど欠点を上げればキリがない。


しかしそれら全てを帳消しにして有り余るほどの

魅力がこの漫画にはある。


更に言うならば全31巻の内、

25-31巻の山王戦がこの漫画の魅力の

9割を占めていると言っても過言ではない。


全てのスポーツ漫画の中で一番のベストゲームと

断言してもいいほどこの山王戦は濃い。


それまでももちろん面白い、

があくまで序章である。


読み込めば読み込むほど新しく感動する

シーンが出てくる漫画である。


ぜひとも読んでほしい。


〇おすすめの映画(背伸び)

「LEON」


ジャンレノの渋さと温かさ、

ナタリーポートマンの可愛さと儚さ、

ゲイリーオールドマンの底抜けの狂気が光る。


とにかくナタリーポートマンがかわいい。

ジャンレノとのちぐはぐながらも

温かい関係性がシリアスなストーリーとの

ギャップを生み出し萌えを加速させる。


フランス映画の雰囲気に

アメリカ映画のアクション性を組み合わせた

両国合作ならではの出来。

良いとこ取りの作品である。


ロリコンにもお勧めできる作品。


●おすすめの映画(背伸びなし)

「ピンポン」


人生で一番見た映画。

窪塚洋介が好き。とにかく彼の演技がいい。


BGM、わかりやすいストーリー、

ヒロインがいないのに本当に爽やか。


この作品のオーディションに臨むにあたり

中村獅童は眉毛を全剃りして挑んだらしい。


気に入る人は気に入る、そうでない人は

全くなピーキーな作品だと思う。


〇おすすめの本(背伸び)

「アルジャーノンに花束を」


知的障害を持つ男性に脳手術を施す話。

彼のモノローグをなぞる形で描かれるため、

最初は簡単な言葉しか使われず、

ひらがなだけの文章である。

それが手術後段々と高度な文章となっていく。


その手法も面白いのだが、やはりストーリーである。


知的障害の自分を周りがどう見ていたか、

そして知能を持った自分が今どう見られているか、

その変化の中で喜びと苦悩と葛藤を

抱く様子をまざまざと見せつけられる。


非常に感動できる作品。

読みやすいのでおすすめである。


高校生以上におすすめしたい。


●おすすめの小説(背伸びなし)

「カンガルー日和」


村上春樹の短編集。

村上エッセンス前回の作品だ。


その独特の比喩表現が

ホテルのビュッフェのごとく食べ放題である。


村上春樹を

「あぁ、村上春樹ね、ジャズとセックスと

 まわりくどい言葉の使い手ってイメージ」

という人は一度短編集かエッセイを読んでほしい。


それなりにイメージが変わるはずである。


この中の「駄目になった王国」という

話が僕は世界のすべての短編の中で一番好きだ。


もう、おすすめっつーか僕が好きってだけだ。


とにかく、村上春樹はいいぞ。



PS.外堀沿いにちょっとでかめの鳥がいました。

      なんて名前なんでしょう。知りたいです。