Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Great Journey

【Great Journey in South America 】15時間強のバス移動で標高3500mの街クスコへ

2020.02.08 22:51

私たちは、ペルーの首都、リマからバスでナスカに移動し、あのナスカの地上絵を見た。


中学・高校時代、教科書でしか見たことない景色がそこには広がっていた。

これは一生忘れないと思う。

セスナに乗ってナスカの地上絵を見る。

そんな機会まずないだろう。

頑張ってバイトしてお金を貯めた甲斐があった。


ナスカという街は本当に小さい。

町の中心に広場があってお爺さん、お婆さんが昼間に黄昏ている。

子どもたちが走り回っている。

ペルー独特のクラクションがそこら中で鳴り響いている。

朝は、鶏のウザいほどの鳴き声で起こされる。

ナスカにあるものはそれぐらい。それが凄く良い。


ナスカから、南下していくと、いよいよあの、インカ文明の街に突入する。


私たちは、ナスカからバスで15時間かけて、マチュピチュに近い街、クスコに向かった。


バスは、大型バスで、リクライニングも最強。ペルーのバスはコスパがめちゃくちゃ良い。

私の隣の席は、地元の6人大家族が座っていた。子どもたちはまだまだ小さくて、横で父親が子どもを抱いて座っていた。夜中、夜泣きや、ぐずりで私は何回も起きた。

15時間以上のバス、更に標高を一気に3000m以上上げるわけだから、そりゃしんどいよな。正直、寝かせてくれぇ、とも思っていた。

しかし、夜が明け、朝になると、大家族全員の顔が見られ、横の父親と、拙いスペイン語でなんとなく会話した。

それだけでも、4人の子どもを持つ父親の人柄の良さが分かった。

「ああ、俺今旅してるわ。現地感ってこれだよなぁ。」

凄く旅をしている感覚がした。

そんなこんなで、クスコの街が近づいてきた。

標高3500mに街があるなんて信じられない。

私は3000m級の山には登ってきたが、3000m以上の街は初めてだ。

街に降り立ち、宿まで肺を慣らすのも兼ねて、40分ほど歩いた。

クスコという街は、マチュピチュが近いのもあり、かなりの観光地だった。

物価も上がり、観光客もたくさんいた。

夜でもこの明るさ。

ここ、クスコには日本人宿があり、そこに滞在することにした。

やはりどこの国の日本人宿に行っても曲者が揃っている。

これがまた楽しい。

1人旅の人たちの話を聞いてると、1人旅が恋しくなってきた。笑


私たちはマチュピチュに向かうためにバンの予約をしたりし、1人で来ていた旅人たちも一緒に行くことになった。


さぁ、あのマチュピチュ遺跡はもうすぐそこ。7時間のバンと、2時間半のトレッキングが待ち受けている。

ついにあの景色が見られる。

楽しみだ。