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坂本雅彦ホームページ

PCやスマホへ課金する為の布石か

2020.02.05 14:08

ちゃんちゃら可笑しい出来レースを演じているようにしか思えない。昨年11月にNHKのスマホやパソコンでの同時配信に向けての許可申請した実施基準案について高市早苗総務大臣は再検討を求めた。具体的には業務全体を肥大化させないことを求めると共に子会社や衛星放送のあり方を見直すことを要望した。更に昨年12月には既存業務の見直しについて具体的な取り組みが不十分だとし費用の圧縮を含めた経営改革にも注文をつけた。その上で約2万6千人から寄せられたパブリックコメントの約9割はNHKの同時配信について否定的なものであった。それにも関わらず高市早苗総務大臣は結局あっさりとNHKの同時配信の実施基準案を認可する方針を示した。これこそが茶番劇ではないか。昨年の参院選の議席獲得以降、NHKから国民を守る党が台頭しマスコミにも多く取り上げられた。その結果、善し悪しはさて置きNHKの受信料問題が広く周知されるに繋がったことは明らかだ。高市早苗総務大臣はそういった風潮に飲み込まれて自民党と自分が悪者にされては困ると思案した。更には世間には毅然とした態度をとるように見せつつ蜜月関係のNHKの顔も立てて結果的にNHKの目論見を通すという茶番劇を演じたに過ぎない。NHKが総務省におねだりする、裏で握手しながらも総務大臣は困った顔をする、いちゃもんをつけるふりをする、国民の意見を聞く素振りだけ見せる、国民の意見は無視してNHKの目論見通りに認可する。何という単純作業か。今年1月29日には高市早苗総務大臣がNHK受信料の更なる受信料の引き下げを要望している。上記の茶番劇から学習するとインターネット同時配信に対して現在は新たな受信料は課金していないがNHKはパソコンまたはスマホのみでの契約カテゴリーを目論むことで受信料徴収を拡大しようとする布石ではあるまいか。国民は心して与党とNHKの茶番劇の動向を監視しパブコメに代表する民意を訴えなければならない。NHKから国民を守る党はその先頭にあって然りである。