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Fishing Diary

〜2020.2.5〜 霞水系

2020.02.11 04:47
年始2度目の霞水系。


最近暖かい日が続き、期待して現地入り。


今日からバスタックルが新しくなり、本数は2本。


ルアーも使うものしか持って来ていない。


朝は手堅くメジャー場所から入るが、この日は人がいない。


間違えたかと逆に不安になる。


人が多ければ幻滅するし、人って不思議なものです(笑)




予報と反して風がなく、生命感を全く感じないのですぐに移動。


日が昇るのも早く、あっという間に明るくなってしまった。


ただ、道具を絞っていると一箇所に留まる時間が短い。


時間にも余裕が出来るので、その後は久しぶりに北浦へ足を運んだ。



メジャー場所をはじめ、気になるポイントに入りルアーを投げる。


自分の中では相当早いペースで回っていた。


何も無さそうに見えて、霞水系ではちょっとしたストラクチャーが


チャンスをくれたりもするから、匂う場所はなるべく入る。



こんな杭があったらルアー通したくなるでしょ?(笑)


でも、出そうで出ないのが常。


良さそうなポイントは少し粘ってみるが


ダメなら気持ちを切り替えてひたすら走り回る。


気付いたら13時。


北浦の西側をだいぶ上がってきていた。


これ以上行動範囲を広げると、それはそれで分からなくなりそうなので


元の潮来方面へ引き返すことに。


そしてお約束の純輝でいつもの辛味噌。




そのあと、管釣りのスプーンを買いに潮来釣具センターへ立ち寄ると


ちょうど村田さんが生放送をしていた。


サロン限定?の放送だったようで、結構深い話を盗み聞きしてしまった(笑)


放送が終われば、すぐに大阪フィッシングショーへ向けて出発のようだった。


相変わらず多忙なお方だ。




お店を出ると、気付けば時間は15時。


そんなに各所を周る時間は無いので、最後の場所を決める。


再び北浦へ向かうか、北利根で粘るか。


少し考え、後者を選んだ。


理由は簡単。


残りわずかな時間を移動よりもキャストに費やしたいからだ。


朝の場所へ戻ると、今度はそこそこ人が入っていた。


水深がある場所なので、一番潜るログを投げる。


さらに場所が高台なのでロッドは強めの1703R。


このロッド、旧モデルから飛躍的に軽くなった。


グリップがコルクストレートからカーボンモノコックに


変更された影響が大きいと思うが、トゥイッチやジャークが普通に出来る。


旧1703Rではルアーアクションを必要とする釣りは腕への負担が大きく、


長く続けることが出来なかったけど、これなら問題ないレベル。





そろそろこの日も終わりが近付いてきたところで


突然風が強くなってきた。


北西の風で冷たく、日中の暖かさはあっという間に消えた。


寒く荒立つ中でコンディションが良くなるとは思えなかったけど


ルアーに気付いてくれなければ釣れる気もしなかった。


最後の賭けになることは覚悟で手に取ったルアーはBD7F。


潜行深度5mを誇るスーパーディープクランクだが


この場が高台ということ、そして水深を考えれば丁度良い。


これを超デッドスローで巻き続ける。


沈みテトラに当たる感触をしっかり感じ取りながら続けていると


突然巻き重り感が伝わってきた。


ビニール袋か何かに絡んだかと、ロッドを少し振ると


コンコンと僅かながら引いてくる感触が伝わってきた。


瞬時に魚だと判断しフッキング。





正直なところ釣る自信はなかった。


そして直前でルアーチェンジしたことで釣れたのかも分からない。


ただ、自分がこれだと思ったもので釣れたことが何より嬉しかった。





口が開いていてごめんなさい(笑)


痩せきっているけど、寒い中相手してくれてありがとう!


2月で今年初バスを手にできて感無量。





ヒットルアーBD7F。


以前ブログに書いたことがあるけど、僕はこのルアーで魚を釣ったことがない。


日本では出しどころがあまり無く、


取っつきにくいルアーだと思われがちだけど、


使い続けていると様々なことに気付かされる。


そして開発者の想いが伝わる夢のあるルアー。


僕はそんなルアーが好きだし、いつかはこれで釣ってやると思っていた。





ロッドは新しい1703R。


今日が初おろしで魚を覚えさせることが出来た。


好きな道具と好きなルアーで釣る。


自分にとっては最高の結果だった。




僕は現場に通えるような人間ではない。


毎日刻々と変わる状況を追うことは出来ないし


現地の情報もそんなにたくさん得ることはできない。


だからこそ、自分なりに予想しながらその日を走り回るしかない。


それが正解かどうかは、たぶん一生分からないと思うけど


少なくとも僕はそんなことを続けてる時間がこの上なく好きだし


好きなことを続けたから手にする事が出来た一尾だと信じたい。