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2017.02.17 のど自慢

2020.02.06 02:15

長男は入試、次男は塾へ出かけた日曜日の昼、

珍しく夫婦二人が家に残っていた。

お昼になって、

お腹空いたね、ラーメンでも食べる? と、

鹿児島から送られてきていたラーメンの袋を探そうとしていると、

いいね、おれが作ろうか? と旦那様!

それはありがとう(^^) と丼を出して、私はテレビをつける。

ついた番組はNHKのど自慢だった。

千葉県印西市からの放送だという。

私の実家に近いな、と思いながらぼんやり眺めていた。

キンコンカン、コン、キンコンカンコンキン♪

陽気な鐘と手拍子、

商店街から集まってきたかのような出で立ちの出演者の皆さん、笑顔…、

前に見たのはいつだっただろうか、

画面から伝わる印象はかつてと何も変わらない。

そして、あっという間に一人目の「のど自慢」が始まった。

トップバッターは、昔から、景気付けのような、ノリの良い人と曲と決まっている。

音は外れがちで、テンポも怪しいながら、ハイテンションな明るさが緊張感と共に伝わってくるというのが、いつものパターン。

ところが、久しぶりの「のど自慢」では、トップバッターも2番手、3番手も、みな上手かった!

まず、音の外しが少ない。

テンポの乱れもほぼない。

特に若い人は、自分の世界に入りきって、時に笑顔を浮かべたり、カメラ目線で見つめたりしながらの見事な歌いっぷり。

91歳という男性の番では、徐々にテンポが伸びてくるのに伴奏が合わせてくれていて、温かい気持ちになった。

そうそう、こういう感じ、とちょっとほっとする。

のど自慢に集まった出演者には、画面からは見えないそれぞれの生活の舞台がある。

日常様々な思いを抱きながら暮らし、今、この場では歌うことに集中している。

日常から切り離されたひと時、

わずかな持ち時間の中で、

歌い、聴き、手拍子を送り、

笑顔を交わし合い、会場が一体となる。

すごい「場」ができている。

緊張を解きほぐすように、打ち鳴らされる鐘に、ほっと心が緩む。

そして場面は次の人へと切り替わる。

次々に画面に映し出される人々の明るさと真剣さ、一途さに、私は胸がいっぱいになり、思わず泣きそうになってしまった。

みんな生きている、

一人一人、色々なものを背負いながら、

楽しく明るく、生きている。

日曜日、昼、ラーメン、のど自慢、

のんびりとした休日メニューに、まさかの感動!

ビバ のど自慢!