ばんの尿漏れと、その周辺。つづき。
…そんなこんなで
(いきなりですが、”そんなこんな”の中身はコチラの記事 ⇒ ★ をご参照下さい^^;)
特に数値に出るような不調がないということがわかったので
「家でできることをしよう」と思ったわけですが
さあ、何からしたらいいのかな。
まず思いつくのは
やっぱり毎日のごはん。
生姜とかシナモンとか赤紫蘇とか
身体を温める野菜のチカラを借りて
血のめぐりを良くすることを心がけると同時に
腎膀胱にいい食材の中から
その時々の
「ばんの身体は今、こうじゃない?」という状態に合わせて
食材を選びました。
とはいえ、
むーちゃんの肝臓胆嚢のことも考えなくちゃならないし^^;
いつもいつも「ばんの身体にいいものを!!」と
使う食材を厳選していた…わけでは全然なく
(忙しい毎日、そんなことなかなかできないー!)
普段からよく使うものを中心に
その時々で「これ、腎膀胱によさそう」と思うものを
いつもよりキモチ積極的に使っていた、というくらいです。
それでも
毎日必ず食事に加えていたのは、
尿漏れで検索すると必ず出てくるカボチャの種^^
”尿路疾患にはペポカボチャの種がいい” ということなんですが
我が家はペポカボチャに限らず、
フツーのカボチャの種も使いました。
オシッコを溜めてくれる膀胱は
水分を溜めやすいように風船のように柔らかく伸びていくのですが
それが収縮することで尿道が開いてオシッコが出てきます。
カボチャの種に含まれる成分リグナンには
膀胱の収縮を抑制する作用があって、
さらに体内のホルモンをバランスする作用があるそうなのです。
また
膀胱の壁をやわらかくする”一酸化窒素(NO)”を
産生させやすい食物でもあるのだとか。
…というわけで、
ばんのごはんに
ミルサーで粉末にしたカボチャの種をティースプーン1杯程度、
毎食入れることにしました。
まぁ、もしかしたら気休めだとしても、
食材だから悪くはないだろう…程度の気持ちだったし
あまり結果を求めず。
同時に
「どうにかしたい」と思ったのは下半身の冷え。
東洋医学では「腎」をとても大事なものと考えていて
生命力の源と言われています。
腎は膀胱と深い関係があるので
ここの血流はしっかりしていてほしい。
腎は身体の水分代謝の元締めみたいなところなので
下半身が冷えているのは
尿漏れに限らず、諸悪の根源のような気がします。
冷えをそのまま放っておいたら
「おしっこがポタポタ漏れちゃうの~」
というくらいじゃ済まないような気がしたし。
じゃあ、そこをちゃんと温めましょう!
温めるには、やっぱり運動が一番効果的だと思うので
散歩の時間はできるだけ確保して
なるべくたくさん歩けるように心がけたり。
プラス
温玉とか温灸器とかを使って
手の空いたときになるべく温めたり
寝ているときに「あずきのチカラ」を腰に当てたりしました。
毎日やらねば!と思うとなかなかプレッシャーなので
気づいたとき、手の空いたときにやる感じ。
それから、
補腎によく使われる漢方薬・八味地黄丸も試しました。
腎を温め、気血水をしっかり巡らせる働きがあり
腎精(生まれ持った生命力みたいなもの)を補ってくれると言われる
漢方薬です。
八味地黄丸は
シニアになったら一生飲み続けてもいいと言われている漢方薬なんですが
飲まないでなんとかなっているならそのほうがいいかな、と思って今のところやめています。
そのどれが良かったのか、
どれがあんまり意味がなかったのかはわかりませんが^^
一時は
「ちょっとずつ量も増えたし、酷くなっている?」
という気さえした尿漏れが
あれこれ始めて4か月後の夏ごろには全くなくなって、
今も再発はしていません。
ばんの場合、この尿漏れが3度目のことだし
私の対策が必ずしも良かったのかどうかは全然わかりません^^;
またいつ再発するかもわからない。
でも、とにかく、
運動したり温めたりするのは
尿漏れだけじゃなくて身体全体にとっていいことだと思うし
カボチャの種の粉末も
ティースプーン一杯程度なら害になることはないでしょうから
(カボチャの種には脂質も多いので与えすぎはNG。体調を見て)
今後も続けるつもりでいます。
尿系のトラブルは
あちこち汚れてお世話が大変になることもあって
一緒に暮らす家族にとっては
「そんなこと」では済ませない問題。
ばんの場合、ちょっと~中程度の漏れだったけど
ジャーっと出ちゃうようになったら
また違う対策が必要になるでしょう。
でも程度の差はあれど
腰を温めるとか、しっかり運動するということは
しておいて無駄じゃないと思います!
「ちょっと尿漏れしちゃうのよね~」という時は
ダメ元で試してみる価値、あると思いますよ♪
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