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ひとりごと 〜 嫉妬心 〜

2020.02.06 06:59

嫉妬心。

ねたみ、そねみに縛られた心


「 嫉妬 」は仏教では「 愚痴 」と言われる煩悩になり、人を苦しめるものとされる。


「 愚痴 」はヨガでいうところの「 無知 」からくるものだと個人的に思ってる。


「 愚痴 」という漢字は「 愚か 」で「知恵( 智慧 )」が病ダレの中にあるので、病んでいる状態と書く。


「 無知 」は「 知恵( 智慧 ) 」が無い( 知らない )ことではなく、正しくない知識、間違った知識のことをいう。




嫉妬心って人を苦しめるものとされるから、とらわれると苦しくなるので、抜けだすことが大切ではあるんだけど、


自分の中から生まれてる感情だから、見方を変えると色々と教えてくれたりもする。


ねたみ、そねみって、相手の長所の部分に注がれて、実はそれは自分が望むものだったりもする。


そして圧倒的に届かないものじゃなく、届きそうな気がする距離にあると自分で思っているから苦しいんだ。


届きそうもないと自分が思っているものには、嫉妬はしない。


その距離を自我が勝手に決めていると思うと…、自分のことながら、なんともまぁ上から目線の奴なんだとツッコミたくもなる。



目の前では自分が望むものを手にしている人がいて、自分は手に出来ない。


「 私とあの子じゃ、何が違うんだろう? 」


そんな答えのない問いをしてみては、苦しむ。それを回避するために、相手を恨む気持ちがうまれて、嫉妬心へ育っていく。


( この思考の時点で、愚かで間違った智慧だけど、とりあえずここはスルーする )



出来たら嫉妬心なんて持たないで生きていたいけど、正直フリーで仕事をしていると、まだまだとらわれる時がある。


「 比べない 」って思ってても、「 あの人みたいになりたい 」って思う心はいつだって出てくる。


何度も「 私はわたしだ 」って言い聞かせても、あの人の長所が欲しくなる。


真似してみたりもするけど、私の長所は隠してしまってるから、なんだかしっくりこない。


最近、そんな「 うらやむ 」心がムクムク育ってきてるなぁ〜って思って「 嫉妬 」に変わる前に、まず認めることから始めてみた。



私は「 嫉妬 」していた。



するといろんなことが出てきた。


私もあの場所へ行きたいと思っていたんだ

あの人のいいところをみつけた。

自分の出来ていないところ、足りないところにばかり見ていた。

誰よりもわたしを苦しめているのは、私だった。




自分の中からうまれた感情に良いも悪いもない。ただ、心という水面に波が立っつということだ。


その水面が永遠であるように感じるのは、間違っている知識だ。


水面はいつだって動いて、波が出来る。

嫉妬も自分の中から生まれた波なら、そこには自分の想いがあるはず。


相手に攻撃の矢印を向ける前に、波が生まれたその根っこを探すと、気付かないフリをしていた自分の想いに気がつく。


その想いに気付けた時、相手を妬み、嫉む気持ちはどこかへ消えて、自分が向き合うものが出てくる。


それは弱い自分を認めることにもなるけど…、弱さを認められる人が強い人だと思う。


「 嫉妬心 」今までは攻撃の矢印向けたくないから、見ないフリ、なかったものとして、心の中にポイって放り投げてたけど


向き合ってみると、面白い感情だった。


相手の長所をちゃんと見つけてるところが、この感情も捨てたもんじゃないなぁ〜って思わせてくれる。



だけど、しばられたくはないから

ちゃんと処理をして片付けておくことをオススメします。





注: 

執着が絡む嫉妬心は、執着っていう煩悩がプラスされてるから、ここで言ってる嫉妬心とは別ものとします。そもそも執着しないものには嫉妬心もうまれないけど…。


執着が絡む嫉妬心の例

好きな人の彼女に対しての嫉妬など




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