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Shino Bocchi

六年生による衣図説

2020.03.26 14:45

ああああ、アニメ『忍たま』の28期のカウントダウンが始まりましたね…!!!


毎日例のアレのせいでうんざりしていたところだったので、明るい兆しにほっこりします( ;∀;)


来年度はいったいどんな忍たまが観れるのか…((o(´∀`)o))ワクワク




さて、今回もまた過去絵で申し訳ないですが、グダグダ喋りながらまったりお話していく会を開きます。


お忙しい方はUターンどうぞ!

お暇な方はテキトーに読み進めてくださいな。


今回は題して、

『六年生の衣図説』


ここに吹き出しで「なんちゃって」が入っているのも重要です(笑)



当方、絵も下手だし、和服についての知識も微妙…


手グセで描いているところも多々あるし、表現できてないところも多々あると思うので、あくまでふわふわと見てください(;´∀`)



そもそも幕末厨だったわたくし、資料や現存する写真を見ながら江戸時代末期~現代の着物は描くことはたまーにありましたw

なので、自分の持てる知識と画力をめいっぱい使いながら描いた図説(これでも)。


まずは「六は」から解説します。



伊作の着物(上)に対する解説は、ほぼ江戸時代を参考にしています。


詳しいことは知らないのですが、「反物」ってあるじゃないですか。

たぶん、肩幅と袖幅がだいたい同じ寸法なのは、反物をつなぎ合わせて作っているからだと思うんですよね。洋服は体にフィットするように、もしくは膨らませたい部分には布をたっぷり使ったりして立体的で複雑な構造をしているのに反して、着物ってめちゃくちゃのっぺりした衣装だと思います。


だから、洋服とは違ってゆったりと布が余る部分もあり、洋服とは違ったしわが寄るわけで、


す。

き。

('ω')ノ


着物独特のしわ、すこここここ。



留三郎の着ているものは袖なし。


忍たまではよく見かけますよね。守一郎とか、ドクたまのしぶ鬼の私服も袖がない。

この袖なしは、現代人が考える袖なし、つまりタンクトップみたいにはならないんだろうな、という図説。


半袖みたいに肩は隠れるんじゃないかと思います。でも、洋服の半袖とは違ってダボッとした見た目になるはず。良きかな…(●´ϖ`●)



とは思ったものの、

室町末期の戦国時代の背景を考えると、私たちが思っている「着物」とは少し違うかもな、ということも容易に想像できますよね。


落乱でも出てきますが、当時は布は凄く高価なもの。現在、一般的な木綿の布は庶民には手が届かない高級品だったそうです。

忍たまの制服も麻らしいですからね!(ドクたまは綿の高級制服らしいw)


そもそも既製品なんてものはないですから、手持ちの布(お古)を仕立て直して着ていたり、小さくなってしまった着物も着続けたり、都合に合わせてかなり自由に着物を着ていたのではないかと思います。


だいたい、江戸時代だって、着物は現代人が考えてるよりずっとラフに着物を着ている写真が残ってます。今は晴れ着としてきっちり着こなすのが当たり前ですが、昔は普段着だったんですからね。




関係ない話ですが、

去年ハマった『どろろ』というアニメ。室町時代が舞台なんですが、主人公は親のいない子供たちなので、着ている服なんかもうボロボロ…


かろうじて、体の一部を隠している…?ぐらいのものしか着てないです…(;_;)貧乏人は着るものなんかない時代。


それを考えると、忍たまの私服はみんな綺麗で整っていますよね。


だいたい、子供を教育機関な通わせることができる時点で皆金持ちなのが分かります。

乱太郎も、半忍半農のヒラ忍者の家系なんて言ってるけど、農業やってる家庭で子供を学校に通わせるお金があるってことは…



とーちゃん、めっちゃ稼ぐんやん…!!!(´;ω;`)


て思います。


そんな中、家を無くし家族も亡くし、アルバイトで日銭を稼ぐ10歳児、きり丸が、安易にその日暮らしでテキトーに過ごそうとせず、忍術学んで身を立てよう、と思って入学しているところが本気で泣けます(´;ω;`)ブワッ




お次は六ろの袴図説。


小平太推しですが、実は小平太の絵はかなりはしょってます(^o^;)


忍たまたちが着ているのは伊賀袴だと思いますが、この手のズボンみたいに動きやすい袴は、種類がけっこうあるみたいです。


室町時代の(?)ポルトガル人から伝わった「カルサン」という袴とか、「たっつけ袴」もかなり似てます。


地域や時代によって袴も微妙に形や名称が異なっているのかな、、


あくまでネット調べなのでめちゃくちゃふわふわしています(;´∀`)www



そして長次が着ている袴は平袴。忍たま関係ないけど描きたかった袴です(笑)


江戸時代では平素の袴、ということで一般的な袴らしく、現存する幕末の写真の武士たちもけっこう着ているのを見かけます。


でも、この袴。実は股下がかなーり短くて、中に着ている長着の裾が引っかかる構造になってるみたい。。


写真を見ると確かにもっさりしてるし、足も短く見えるし、初めて知ったときは


何この服(# ゚Д゚)


と思った記憶があります(笑)


めんどくせぇわーwww

夏の蒸し暑いときとか絶対着たくないよね。なんでこんなもさもさした服を考えるんだよwww


と、


文句を言ってもしょうがないので次、行きます。



さ、ここからが本番(笑)


六い ふんどし図説!!!



実は今回、ふんどしの構造が知りたくて調べあさり、その成果がこの図説シリーズのイラストです。


誰を脱がせるか、と思ったとき、やはり六年生で唯一(たぶん)アニメでふんどし披露をしたことがある仙蔵に再び脱いでいただきましたwww


もちろんギャラ出しまっせ!( ̄ー ̄)ニヤリ


文次郎はつまり、巻き添えふんどしだなwww



ふんどしもたくさん種類がありますが、忍たまアニメでふんどし探しまくってみた結果、「越中ふんどし」と「六尺ふんどし」が多かった気がします。


でも、そもそも室町時代は布が高価なので、庶民はふんどし締めてなかった、という情報もありました…


まさかのノーパン説、、



ついでに、アニメで下級生がよく締めてるふんどしは、露出が少なくて愛らしい見た目になってますよね。

なんていうふんどしなんだろう?(´・ω・`)


どうやって締めているんだろう?(゜.゜)



というわけで、

なにかふんどし情報をお持ちの方、もしよかったら教えて下さいm(__)m