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起こさないでね…

2016.05.02 07:42


今日はシルクちゃんの命日、早い物で丸3年を迎えました。

シルちゃんとの楽しかった日々は、まるで昨日の事の様です。


シルクちゃんはお母さんが大好き!

多分、そう思う!


ミルちゃんとシルちゃんが二人して我が家のやってきたのは

二人が生まれて1ヶ月半たった頃で、8月の初めの事でした。


一緒に生まれたとはいえ、お姉さんのシルちゃんは、

控えめの性格


それに引き換え、ミルクちゃんは甘えん坊で思った通りに行動をします。



甘えん坊のミルちゃんは、眠る時は何時もお母さん(私)の側にピッタリ!


シルちゃんとて、お母さんの横で眠りたいと願っていた筈!

仕方なく、シルちゃんは何時も枕元で眠っていました。


それが、今の家に越してきて以来

如何してなのか…ミルちゃんは娘の部屋にお引っ越し?


私の側で眠る事は無くなりました。


ヤット空いた私の横・・・と思ったかな?

それ以来、私の横で眠るようになったシルちゃんは


何時しか、毎朝私を起こしてくれるようになりました。

まるで日課でしたね~


毎朝、ほぼ同じ時間に

最初は、私の肩を「ポンポン」と叩き「お母さん、起きて~」と

其れでも私が起きない時は、顔を優しく撫でてくれます。


眠りの浅い私は、とうの昔に目覚めてましたが

シルちゃんの仕草が可愛く嬉しくて、起こされるのを待つようになりました。


しかし、其れは毎日の事で

一寸起こさないで・・・と思ったりする事も有ったりして


或る時、シルちゃんに言いました。

「明日はお休みだから、起こさないで頂戴ね、ゆっくりで良いよ」と

シルちゃんは「ウン」と返事をしてくれました。


解っているのかな~と思いながらも、翌朝の事

如何するのかな~と気にしていると、何時もの時間には起こしませんでした。

よ~く理解してくれたんだな・・・シルちゃんって天才!


私は凄く嬉しかったですね~

例え、それが10分位で有っても

私の言葉を理解してくれたんだもの・・・絶対奇跡だ~ってね。


そんなシルちゃんが旅立って3年


今は、壁紙にしている写真の顔がとても優しく見守ってくれて

毎日私を慰めてくれています・・・が


今も思い出しては涙する弱虫お母さんです。