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乾 雅人 テレビの仕事、食の事、趣味の事。

2020.02.07 カワハギ

2020.02.07 06:57

カワハギ最終戦@茅ヶ崎

天気予報通り、朝の外気は1度、北風が10m 笑 めっちゃ寒い。

北の風だと茅ヶ崎の海は凪なので船は出る。

南、西よりだと時化るみたい。


カワハギ船に4名。


僕はクジで①を引いた。初めて見たよ。

ピンポン玉に1番て本当に入ってたんだな、適当かと思っていた。


堂満船長に今シーズン最後だと告げると

「ならツ抜け目標で」と 笑

「やっぱキラキラシールは効果あるっぽいから…あと、タタキは有効みたいよ、まぁ色々試してみて」とアドバイスも。


準備開始、いつも生アサリを塩で全部締めちゃうけど、毎回後半に乾き過ぎて硬過ぎなのでザルを2つにして、半分はアミノ塩で締め、半分はヌル取り5秒だけで洗ってみた。


仕掛けはDaiwaの移動式のヤツ、MV仕掛けでオモリ側にハリス止めを集中。

針はスピードの7号、6cmハリスを二本、一番下に10cmハリス。


オモリはいつものタングステン25号。高価だけどアタリが分かりやすい。

ピカピカ点滅ライト(緑)をオモリに装着。


とりあえず朝はキラキラシールは装着せずに。


一投目。

時化後で昨日はかなり渋かったらしいけど、どうだろう?

とりあえず着底後にオモリトントン釣法。

10回ほどトントンしてストップ、ゼロテン。

ブルブル…トラギスのアタリ。

エサ取りはいるみたいだから活性はある。

ブルブルでトラギスを無視する為にゆっくり聞き上げて再度着底、トントン、ゼロテン。

カツカツ…コンコン…合わせ、ドンドン。

あ、キタ。カワハギじゃん。

ワッペンサイズで船中1枚目。


その後、トラギスやらベラやらの猛攻。

やっぱ活性高い。


前回、一緒に行った鳥澤さんがトップ取ったタタキやってみっかと…

着底→一旦タタキ上げ→タタキ下げ→着底→タタキ→ストップ・ゼロテン。


数回これを繰り返してみる。


トラギスのアタリっぽいヤツを合わせないようにしたいけど、時々掛かっちゃう。

他魚を針がかりさせたまま誘い続けるお友達釣法もやってみるけど、針がかりしたトラギスが着底するなりブルンブルンうるさくてカワハギのアタリは全く分からん。


仕方ないので巻き上げで外す。


アサリは水管取ってベロから肝に抜くだけの一発勝負スタイルだから他魚の猛攻に会うとエサがもたない。


そんな中、タタキ釣法を繰り返していると

カツカツ!

トントントントントントン…キタ。

前回に続いてドラグはちょいと緩め。

ジリ、ジリと暴れると時々糸が出る。

さっきより良さげなサイズっぽい。


20cmくらいのまずまずが顔を出した。


ハリスごと引き抜いて、ハリス交換。


数投、タタキ釣法でやる。


また釣れた。これも20cmオーバー。


やっぱタタキ釣法有効です。


最終戦なので他魚が釣れてもカワハギでもとにかくハリス交換毎回。


途中、そこそこを掛けたときにリーリング中のバラし。

船長「竿を寝かせ過ぎかもよ」と。

うーん…難しい…90度で竿の弾力活かすやり方から海に竿先突っ込むやりとり法で前回はやり切ったけど「寝かせ過ぎ・下向け過ぎ」もダメなのか…


アドバイス通りに70度くらいでやや竿先が曲がる程度のやりとりでもう1尾追加で3尾。

テンポが良い。

あれ?ツ抜けしちゃうんじゃね?


9時くらいからめっちゃ強風。

ゼロテンにしてると風で竿先がブルンブルンするわミチイトが持って行かれるわでアタリの判別が全くできない。

ずーっとアタってる感じ。

なのでタタいて一瞬ストップして、その瞬間だけゼロテンキープ。

風でブルンブルンしたらちょい巻きして竿先を下向き、なるべくミチイトを竿と海面間を短く。

波がそれほどでもないだけマシ。

これで揺れがあったらもうどうしようもない釣りになるとこ。

唯一の救いはミチイトを1号から0.8号に巻き変えてきたことくらい。


茅ヶ崎周りから辻堂沖の20m前後でねちねちと船は流し変え。


MV仕掛けでオモリ近くにハリス留め移動、集中させてタタキ釣法やると仕掛け回収時に10cmハリスと2番目の6cmハリスが絡んで上がって来ることが多く、ハリスがヨレる。

ヨレたハリスを交換してるとタイムロス。

もうちょい2番目を上に上げてみる。絡む。

なるほど、これはこれで作業が増えるな。

短ハリスならいいけど10cm使用時にはあまり良くないのかも。


途中、陽が上がって、10時くらいの海に光が入って来た頃にキラキラシールを1本目のハリス直上に貼る。


アサリは塩で締めない方を使い出した。

タタキ釣法で途中中オモリも1号、2号とか付けてみながらポツポツと追加して5尾。


強風でペースが上がらない。ツ抜けは厳しそう。


10時半頃、風をもろともしない「ドン‼️」という大きなアタリがあり、ぴったり合わせたけど巻きバラシ。

船長も「良い型だったみたいだねぇ、惜しい」

あじゃー 参った。


がっかりして辻堂沖で流しているとき

タタキ下げで着底、ストップのタイミングで

カツっとアタリともオモリが根に当たったとも判別しにくい感じが。

根掛かりがイヤなので竿先を大きく上げようと煽ると重い。

「ん?なんだよやっぱ根掛かりかよ」

とリールを仕方なく巻いて根掛かりを切ろうと竿を下げていくと

「ん?あれ?ゆるゆる巻ける…え?根掛かりは?ドラグ緩め過ぎなだけ?」

ゴンゴン…え?魚か!

マジか!

ドラグはチリチリと音を立ててるけど、ゆっくりと巻く。

まあまあの重さ。

フグかもなぁ…と思いながら海中を見ると割りとデカイカワハギ。


せーので取り込もうとした時、ドラグから糸が出そうになって慌ててスプールを親指で止める 笑


28cmの堂々とした今期一番の良型。

「良い型、上がったよ」と船長がマイクで。


この型になると合わせたときにドンドンと乗る感じじゃなくて完全に最初は根掛かりみたいな状態なんだな。

前々回も二回ほどあって船長にも指摘されたけど「いや、根掛かりだろ」と思ってたヤツはやっぱり大型カワハギだったのかもしれないと今更 笑。


6尾になったとこで江ノ島沖に向かった。

しかし、海の色も悪く、全くエサも齧られないので2流しして「戻ります!」と船長。


再び辻堂沖。


右舷側には僕ひとり。


左舷側に釣り初挑戦のお客さんとカワハギ3回目の人。

胴の間にベテランぽい人。


この初挑戦のお客さんが29.5cmを含むカワハギをどんどん釣って6尾。

ベテランが朝は全くだったのに後半追い上げて7尾。


僕は昼からの辻堂ではワッペン一枚という貧果。

当たれどもハコフグ、キタマクラ、ベラ、トラギスオンリーで意気消沈。

左舷果のフィーバーをただ羨ましく。


中オモリ足したり、ハリスの長さを変えてみたり、キラキラシールをハリス間に足したり、オモリの色を変えたりしたけど全くカワハギは見向きもせず。

反対側だったのでどんな仕掛けと誘いで左舷側のお客さんが釣れているかも確認できず。


ただただ強い北風を横から受けて、ずーっとブルンブルンしている竿でタタキとトントン、ゼロテン、弛ませ…を繰り返して終了。


終わってみれば7尾の竿頭だったけど

後半の失速をなんとかできればツ抜けできたのは間違いない。


帰途に向かう前、船長から

「風が強いから仕方ないすよ。

風が無ければもっとアタリ出せていたし、ツ抜けできたと思うよ。

大きく竿を上げて誘い直しリセットできてたのはすごい良かった。アレができるとカワハギにアピールできるから前半は独り勝ちしてました。

おつかれ様でした。」とのお言葉。


底周りで誘いを入れるだけじゃなく思い切り竿を立ててオモリの位置を流し変えるのも大事ってことだ。

あと、カツカツアタリ時にほんの10cmほど糸を送って緩めてブルンブルンの本アタリを出すのもシーズン終盤の今日は有効だった。


これで2019〜2020頭の僕のカワハギシーズンは終わり。

年明けから4回のカワハギ釣行。

最後に良型を釣れたのは良かった。