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Fuya Photo

APO Summicron 50 ASPHを借りた話

2020.02.08 05:07

ある日


ちゃばとコーヒーを飲みながらカメラ談義をしていた

その時の彼のカメラはLeica M10-Dに宮崎光学のISM50/1.0

ヘリコイドを回して遊んでいると

「ぐりゅ」

って感触と共にレンズが壊れてしまった(私が壊したわけではない)


彼は悟った顔をして

「次の50mmは何にしようか」

というので私は冗談で

「アポズミ」

と答えた


その翌日彼から「アポズミの審査通った」とラインが来た

ので、記事にしょうと思う


先に書いておくと今回は写真多めです

画質等は別の記事書きますので暫しお待ちを

APO Summicron50とは

・Summicronは皆様ご存知の通りf2のレンズに付けられる銘


・APOはアポクロマートを指しており、

色消しレンズとも呼ぶ、早い話が収差を色ごとに補正する機構

予断だが、2色消しレンズをアクロマート、3色消しをアポクロマートと呼ぶ

(ちなに私は機構について全く理解していない)


この二つの特徴を併せ持つのがアポ・ズミクロン

APOの銘がつくLeicaレンズは50、75、90、135mmの4本

Leica公式HPでは「描写性能の新基準」、「M型レンズ中でも卓越した性能」と謳っている


さらにはフローティング機構やアスフィリカルレンズなどLeicaの持てる技術を結集させた一本

ちなみに描写が究極なら、お値段も究極


外装

究極の性能を持っている割には普通の見た目をしているがLeicaは外装で値段の差別化を図らないので当たり前なのかもしれない


通常のSummicronに比べて全長が若干長い、逆にフローティング機構やアポクロマートレンズを採用しながら若干の長身化で抑えてあるのは素直に感心


通常のズミクロン50には無いフォーカスリングにノブが追加されている


レンズフードが内蔵されている

↑ズミルックス50ASPHやズミクロン50ASPHのフードとは異なる構造でアポズミはヘリコイド機構



描写性能

おそらくLeicaのレンズの中でトップクラスのコントラストと解像度

クリーミーなボケ

この二つが共存するレンズ


恐ろしくシャープネスが高く、あらゆる収差を完璧にコントロールしたレンズ

以下全て開放の作例

撮影時間が限られていたので別の機会に作例編を書こうと思う


Summilux50と比較

これもしっかりとした比較を別のページで書く

まとめ

沼の主とったどぉ(友人が)