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最先端の医療研究

2020.02.08 08:03

「最新の生体イメージング技術による免疫・炎症ダイナミクスの解明」

こんなタイトルのセミナーに参加しました。

IFReCの教授でいらっしゃる石井優先生のお話は素人にも分かりやすく伝えていこうというお気持ちが伝わって来ました。

前半のテーマは関節リウマチをテーマにその原因となる破骨細胞の同定・治療について。

細胞レベル、遺伝子レベルで病気の原因が分かるようになり、創薬のレベルが別のステージヘ上がってきている昨今、多成分系のフィトテラピーの目指すところを改めて考える機会になりました。でも、どちらも目指しているのは恒常性の維持。

生きた細胞の生きたままの動きを見れる生体イメージングのお話もおもしろかったです。いつの日か精油を皮膚塗布したあと細胞にどのように取り込まれていくのか見ることができるようになるかもしれませんね。血液や神経を経由しない局所での働きが分かるとおもしろいなぁ。

後半はそんな検査装置の実用化のお話。切らずに光生検、もちろんガンがターゲットです。こんなところまで「見える化」が進んでいるとは!