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KAZKIN2120 R.B.GUNS

リファイン版『銀狼』- SILVER WOLF SR -

2008.10.18 14:53

輪ゴム銃の初作品『銀狼』には幾つかの問題点がありました。・不安定なセミオート連射機構(たまに2発出る)・銃器ではなく鈍器と呼ばれるその重量(1.5kg)・1丁作るのに数十時間掛かる超低生産効率。これら、いかにも“試作機”に在りがちな欠点を克服するべく、もう一度、同じモデルのリファイン版を製作することに致しました。改善に成功すれば、それは自ずと“量産機”という位置づけに。かくして、再びの連夜に及ぶ開発の末、誕生した『 シルバーウルフSR 』果たしてプロトタイプを凌駕する性能を持ち得られたのか…?


 前作の意匠を踏襲しつつ、外観に加えた変更は、いずれも軽量化と作り易さを考慮したもの。嵩を減らしたアッパーカバーと、細身になったトリガーの影響でスリムに見えますが、実寸法はあまり変わらず。フォアグリップも小型化。軸芯を前方に移したことで、少し構えやすくなりました。


 トリガーとグリップ(4枚板)はアルミを使用。バレルとフレームとのスぺーサーにはポリカーボネイトを使用。でもそれ以外はすべてステンレス。軽量化と作り易さのカギとなる「ステンレスパーツを減らす」は、ほとんど出来ず仕舞い。


 セミオート連発機構の安定性を上げるため、回転翼を8枚歯から6枚歯に変更。確実に1発ずつを実現出来ました。また回転翼に使用する板を薄くし、軸芯を細くした事で装弾数がアップ。


というわけで、試作機より向上した主なスペックは、重量:1.5kgから1.3kgに装弾数:12発から15発に・・・以上。セミオート連発機構の安定化は実現できたものの、軽量化と作り易さの改善は微々たるものでした。そもそも「ステンレス製を手作り」って時点で、量産化など無謀すぎだと今さら気づいた自分です。