スタンダードモデル『ジャッカルMk-II』-Jackal Mk-II-
2009.06.22 11:16
『銀狼SR』の次に作ったゴム銃がアルミ製の『ジャッカル』でした。当時、製作ノウハウも知識も乏しいながら、精度や生産性を考慮し正統派ゴム銃としては記念すべき最初の作品となりました。販売も視野に入れていたのですが、それは果たされず終い。それから月日は流れ、先代の意志を受け継いだ２代目が誕生。
■主要諸元 瞬間解放式単発銃 / 重量：約265g / 銃身長：225mm / 銃全長：280mm / 銃全高：125mm / 使用素材：・アルミ（フレーム・各パーツ）・MDF板（グリップ）
競技に用いる単発式のゴム銃は、機関部構造が単純なので全高を低く抑えられる。（照準が握り手のすぐ上にある方が、手首のねじれ方向に対するブレの影響を受けにくいと考えられる。）逆に全長は輪ゴムを20cm以上引き伸ばしたいことから、長くせざるを得ない。そんな長全長・低全高の形態はゴム銃競技という明確な用途によりもたらされたデザインであり、他の作家さん達の競技モデルも概ね共通。もはや“実銃を模倣したオモチャ”ではない独自の美しさがそこにある。
■スタンダードモデル 初心者にも扱い易く、ベテランも納得の命中精度という設計コンセプトのもと生産された単発銃。KAZKIN2120製品における汎用主力量産型ゴム銃となる。ジムとかザクみたいな位置づけです。