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パンターA型の作成と塗装(前編:迷彩塗装)

2016.05.02 16:05

Panzerkampfwagen V: Panther (Sd.kfz.171) Ausf.A

今回はタミヤからキットが販売されているドイツの中戦車プラモデル、パンター(パンサー)を作ります。Amazonで実勢1500円前後で買えます。お気軽に買えるのでドイツ戦車はなんだかレベルが高そうな印象を持っている僕も気軽に購入することができました。

今回は製作過程もあるので、前編・後編と2つに分けました。まずはパンターA型の完成したところから!

本当はガールズ&パンツァーに出てくる黒森峰学園のパンター風にしたかったのですが、作中に出てくるのはパンターG型ということで、今回のA型ではいかんという事に気付き、気付きつつも勢いで作ろうとして、最後に迷彩を書きたくて悶絶した結果、上のような完成状態に落ち着きました。

今回はチッピングというテクニックを試してみつつ、ドイツ戦車の格好良さを楽しむことをテーマに作っていきました。また履帯のたるみの表現も挑戦してみました。中々良い出来になったのではないかと思います!

前編ではパンターA型に迷彩色を塗るところまで。後編ではウェザリングを紹介します。



パンターA型の製作

それでは製作過程です。今回5輌目の戦車という事もあり、それなりにこなれてきたので、製作中の写真も併せて公開します。

購入したキットは、下記パンサー中戦車です。なんと1500円!こんな格好良くて大きなキットが新品で1500円…。最高ですねー。Amazonで買いました。翌日届きました(すごい)

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.65 ドイツ陸軍 パンサー 中戦車 プラモデル


まずは組み立てですが、深く考えずに作っていきます。パーツを切り取り、デザインナイフで切り口を綺麗に整え、800番のサンドペーパーで凹凸が無くなるようにして、タミヤセメントでペトッとくっ付けます。手間は手間ですが、そこは楽しむものですね。

今回も説明書に従ってズンズン作りました。転輪の配列が独特でかっこいいのはかっこいいのですが、組み立ては結構大変です…。というわけで組み立てが完了!この戦車が完成写真のように変身するなんて想像つかない。

戦車のプラモデルは塗装を前提としているので、単純に作っただけでは、超しょぼいおもちゃですね。塗装をしなくても満足できるレベルで安いキットが出ると入りやすくて良いとは思うんですが、コストも掛かるでしょうし、うーん、て感じなんでしょうね。

砲塔の後ろの部分は何かが間違っていたのか、ぴったりとはまらないので、タミヤのパテ(グレー色)でよしなに埋めてとり繕いました。


パンターA型の塗装

続いてメイン作業(僕は塗装がいちばん楽しいです。細かい再現性は気にしないので…)の塗装に入ります。作成当初は黒森峰っぽくしよう!と考えていたこともあり、タミヤアクリルのフラットイエローに少量のフラットブラウンを混ぜたものを塗ります。エアブラシなんて持っていないので、筆でテロテロと塗りっていきます。楽しい。

一度目を塗っているところ。車体は外して塗った方が塗りやすいです。乾燥したところで、どうも色が暗すぎたので、ブラウンをごく少量にして色を作り直し、2度目の塗装をします。一度めはムラがあったり、薄くて下地が透けたりしているものですが、2度めを塗ると気にならなくなります。

2度目の塗装をしたところ。車体も同様の色で塗りました。3回も塗るのは面倒だし、色も落ち着いて良いので、次はタイヤを黒く塗ります。いちばん苦手な作業です…。そしていちばん戦車を作っていて憂鬱な作業です…。

頑張れ自分。転輪の多さにちょっと力尽きそうになります。こちらはタミヤアクリルのフラットブラックで塗りました。細い筆で集中力を全開にしてやりますが、後半は疲れてきて結構はみ出します。そういうのは乾いたところで上から本体色を塗って整えています。

ここまで出来たところで、さぁどうするかと思ったのですが、何か激情のほとばしりのようなものがあり、パッケージにあるような迷彩色にしようと思いました。パンターA型は本当はツィンメリット・コーティングという横縞の塗装が施されているらしいのですが、さすがにそこはレベルが高いので今回はスキップしました。パッケージはね、そういうのしてなかったし。うん、仕方がない。

というわけで早速迷彩に塗っていきます。パッケージを見ながら雰囲気を掴みつつ、後半はアドリブです。最初に迷彩の枠をフリーハンドでテロテロと書いていって(面倒だから下書きなんてしない)、内側をエイヤーと塗っていく感じですね。

グリーンはタミヤアクリルのダークグリーンで塗りました。混ぜないのが一番シンプルだし再現性もあるので良いですね。

砲塔および車体上部に迷彩を施しました。かっこいい。車体下部には迷彩をしない、とどこかで読んだのでしていません。砲塔と車体は繋げた時に変にならないように迷彩が繋がるように書きました。

迷彩も一度では塗りムラ等があるので、乾くまで待って、二度塗りをします。薄いところが補えれば良いので、細かい模様を100%辿ったりはしません。

というわけで前編では迷彩塗装を行うところまできました。迷彩塗装は楽しいのですが、いかんせん時間がかかります。気がつくと4時間くらいあっという間に過ぎてしまいます。恐ろしい。

後編のウェザリング編に続く。