ボブ・ディラン「ナッシュヴィル・スカイライン」についての考察
2020.02.11 03:00
ボブ・ディラン初の大阪公演に行ったのは
余り印象に残っていない。
前評判ではジョージ・ハリスンと
元バーズのロジャー・マッギンも来るかも‼
という期待を裏切られたことと、
そしてディランのステージは
絶えずスタイルが変わるなどの情報のない時代。
「偉大なる復活」のアルバムが良かっただけに、
レゲエ調のディランのステージに
ガッカリしたのが本音。
この日本初公演を機に、
ディランが解からなくなったり、
興味が半減したりとディランの
人気が日本では一時、下火になったことは確か。
それほど「偉大なる復活」のライブ・アルバムが
素晴らしかったのだ。
この「ナッシュヴィル・スカイライン」は
通産10枚目のアルバム。
ディランの笑ったジャケ写と
苦み走った声から一変したヴォーカルが
面白いと評する。
「レイ・レディ・レイ」は、
その後もディランはライブで唄う。
ラブ・ソングと言っていいのだろうか。
「声の質はタバコをやめて変わった」と
インタビューに答えているが、それはウソっぽい。ディランの本当の地声は僕にとっては謎。
歌唱法を変えて唄っている、
元バーズのロジャー・マッギンと同じく、
計算し尽くしたディランの戦略だ。きっと。