2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY2-5東莒島探索②島の南端、大埔石刻。
2020.02.09 10:10
続いてやってきたのは、島の南端にある大埔石刻というスポット。
ぱっと見ただの休憩所というか展望台的な雰囲気の場所だ。
ここには碑文が刻まれた石板が展示してある場所とパンフレットに書いてあって、最初この看板かと思ったけど違った。
この看板の説明によると、碑文には明の時代にこの島で倭寇を捕らえたという故事が書いてあるそうな。
倭寇って、歴史の授業で習った日本の海賊よね。なんかぐっと、日本とこの島の歴史がつながるような感じがするなあ。
階段を下りて、広場っぽくなってるところに強化ガラスのようなもので蓋をされた石板が置いてあった。
で、碑文がこちら。
ほんとだ、「倭六十九名」とか書いてある。なるほど。
それと、この石板は宝の地図だっていう伝説もあるそうで、なかなかロマンがある。
しかし私が石板以上に気になったのが、ここの崖の下に見える小さな島だ。
細く砂の道でつながっていて、あれが満潮になったら道もなくなるんじゃないだろうか。
この昼過ぎの状態が、これから干潮になるのか満潮になるのかわからないけど、夕方時間があったらまた来て確認してみようと思った。
後で調べたら、あの島は多分、林坳嶼(林頭嶼)という島のようだ。
右奥に見えるのが、恐らく明日行く予定の西莒島。
で、夕方に島一周を終えた後に、もう一度帰って来た時の写真がこちら。
夕方が干潮だったらしく、完全に陸続きになっていた。
降りることはできなさそうだったけど、降りれたら、面白かっただろうな。
西莒島、見た感じすっごい近い。船で20分くらいって言ってたけど、もっと近そう。
う~ん、離島の離島、どこもかしこも絶景だね!
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY2-6へつづく~