転職時の強みとは?面接時の回答例も紹介
転職活動をしていく中で、職務経歴書でまとめる自己PRとして強みを書く場面や面接時に「あなたの強みはなんですか?」と聞かれる場面があります。
そこで今回の記事では転職のプロであるポテンシャライトが、転職時に必須となるあなたの強みを伝える時のポイントや回答例を解説していきます。
しっかりと自分の強みを整理して、転職を成功させていきましょう!
転職時に強みを聞かれる理由
自分の強みを知る前に、転職時に強みを聞かれる理由を考えてみましょう。
面接官があなたの強みを聞く理由は大きく分けると二つです。
一つ目は、あなたが自己理解・自己分析をできているか見極めるためです。
自分のことについて客観的に強みを把握できている人は、自分がどういう働き、動きをすれば会社に貢献できるのか考えられます。
二つ目は、あなたの強みが実際の仕事に生かせるか見極めるためです。
例えば、あなたが「協調性がある」という強みの場合を考えてみましょう。
会社としてチームワークを大切に仕事を行う会社であればマッチしますが、個人の力で売り上げを求める会社であればミスマッチとなります。
このようにあなたの強みが実際にマッチするかどうかを、面接官は見極めたいと思っています。
強みの種類には何がある?
自分の強みの種類には、どのようなものがあるのでしょうか?
大きく分けると強みは「長所」と「スキル」に分類できます。具体例をご紹介します。
「協調性がある」「コミュニケーションが得意」「リーダーシップがある」「責任感が強い」 などの人柄をあらわし、抽象的、定性的なものは「長所」にあたります。
「簿記2級」「TOEIC800点」「Java経験5年」など、資格や語学力、経験などの定量的なものは「スキル」にあたります。
どちらの強みも話せるように準備しておくと良いです。
強みを伝える時のポイント
実際に強みを伝えるときのポイントを3つご紹介します。
具体的に伝える
長所もスキルも具体的に伝えることで、面接官に深くあなたの強みを理解してもらいやすくなります。
一般的に協調性とは、周囲の立場や利害で複数の違う意見があったとしても、その違いを否定するのではなく、それらを取りまとめながら物事を円滑に進めることのできる能力です。
面接時に伝えるならば、「複数の人の意見の対立や違いにおいても合意形成を得意とし、ミーティングや会議などの議論においても生産性の高いやり方や方法を提案できる」などとあなたの言葉にして具体的に伝えるようにしましょう。
先に結論を伝える
面接で強みを話す際には、先に結論を伝えることを意識しましょう。
「わたしの強みは〇〇です」と話し始めます。
そして上の見出しの通りに具体的に掘り下げていきます。また、最後には「以上のことからわたしの強みは〇〇と考えます」と締めましょう。
事実や経験を話す
強みを伝える上で、事実や経験を話すことは面接官に納得感を持たせるために重要なポイントです。
「売り上げを150%上げた」「〇〇というポジションを任された」などは具体的な事実として存在し、強みを裏付けることができます。
そして事実や経験を話す際に気を付けておきたいポイントは、「要点をおさえ、簡潔にまとめる」ことです。
入社後のイメージと絡める
あなたの強みがいくつあったとしても、その強みが入社後に発揮できなければ意味がありません。
そのため、強みを話す際には入社後にどのように強みが生かせるのか話すようにしましょう。
面接時の強みの回答例
強みを聞かれた際のGOOD例とNG例をそれぞれご紹介します。
【GOOD例】
私の強みはリーダーシップがあることです。
現職では、7名の営業チームのリーダーとして、メンバーの個性を生かした提案、マネジメントを行うことを常に考えて、売り上げを前年比150%を達成しました。
御社でもリーダーシップを発揮し、営業組織の売り上げ増大に貢献できると考えております。
→定量的な実績かつリーダーシップ=マネジメントスキルをアピールできるのでGOODです。
【NG例】
私は周りからよく忍耐強いと言われます。前職も残業は多かったですが、我慢強く続けていました。
⇨周りから言われますという客観的な意見ももちろん大切ですが、あなたの主観で「わたしの強みは〇〇です。」と答えた方が良いです。
そして、「残業が多かったが我慢強く続けていた」というだけでは、忍耐強いという納得感がありません。より具体的なエピソードや別のエピソードにしましょう。
自分の強みを知るためには?
最後に自分の強みを知るためにおすすめの方法をご紹介します。
自己分析をする
自分自身の強みを知るためには自己分析をすることが欠かせません。過去の経験やあなたの志向から共通点を洗い出し、自分自身の強みを見つけていきましょう。
自己分析を効率的に進めるためには、診断ツールを使いましょう。
おすすめのものを3つご紹介します。
「グッドポイント診断」はリクルートキャリアによる自己分析ツールです。約30分かけてじっくり行うので、より正確に自己分析をしたい方におすすめです。
「キャリアタイプ診断」はdodaによる自己分析ツールです。性格・気質傾向、能力傾向、行動基準、あなたに向いている仕事スタイル、あなたに向いている企業風土などの自己分析と共に、診断に基づく仕事を紹介してもらうこともできます。
「mgram(エムグラム)」企業で用いられる適性検査レベルの高精度分析アルゴリズムにより、あなたを構成する性格要素のうち特徴的な8つをハッシュタグ化して抽出します。世界各国で、900万人以上に利用されている性格診断です。
転職エージェントを利用する
一人で自己分析をしているなかで、行き詰まってしまうこともあると思います。
転職エージェントを利用することで、より深く自己分析をして自分の強みを把握することができます。
また、面接で掘り下げられそうなポイントや強みに紐づくあなたのエピソードを一緒に考えていくことができます。
その他、自己分析だけでなく転職に関わる様々なサポートをしてもらうことができるので、まだ転職に慣れていない方は、転職エージェントを利用して、転職を成功させていきましょう。
自分の強みを生かして転職を成功させよう!
いかがでしたでしょうか。今回の記事では転職時の強みについて解説してきました。
転職で失敗しないためにも、自分の強みを整理して、納得いく転職をしていきましょう!
そして、ここまでお読みいただいた方は、真剣に転職活動に取り組んでいらっしゃるのではないでしょうか。
転職活動中において何か不安や悩みはございませんか?
もし、何かお困りであれば転職エージェントや転職サイトなどのサービスを上手く活用すれば、そのお困りごとは解決できるかもしれません。
当社ポテンシャライトでは転職のプロとしてあなたの転職をサポートします。
代表の山根は、人材業界で10年間キャリアカウンセラーとして、5,000人のキャリアをサポートして来ました。また、キャリアカウンセラーランキングで1位(3,000名中)を獲得した経験から人材業界では、トップランナーだと自負しています。
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