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海辺の案山子

富山から能登半島一周しました。

2020.02.10 09:54

行った日は、2019年11月3日から15日の13日間で走行距離約1,275㎞です

冬が来る前に、ちょうど釣りにもいい季節で、前から行ってみたかった能登に行くことにしました。

中央高速を安曇野インターチェンジで降りて白馬の道の駅に着いた頃には夜10時を回っていて途中で買ったコンビニ弁当を食べて就寝です。

夜はかなり冷えました。やはり山の中で標高も高いので掛け布団1枚とタオルケット1枚では寒いです。今から日本海の糸魚川へ行きます。

1時間30分位で糸魚川港に到着しました。来る途中の道は川に沿って作られた道でかなりクネクネとしていますが自然豊かな道で、時折川の対岸にはJR大糸線の線路が見えます。

北陸自動車道の下に作られた道の駅親不知ピアパークに車を止め付近を散策です。海岸線は山がギリギリまで来ています。

親不知漁港は水深もそこそこで釣り座もしっかりしているので釣りやすい。左側の堤防外側はテトラからの釣りになります。天気が悪くて人がいません。

糸魚川から親不知の辺りは、糸魚川に流れ込んでいる姫川に削られたヒスイが採れるということで、ここの親不知海岸でも何人かの人が1m位の棒の先に直径10cm位の網を張った道具を持って海岸を歩いてました。

また途中の港を確認しながら富山県に入りました。途中の市振漁港も良いのですがもう少し先に行きます。天気も少しずつ回復してきましたが風は強いです。

下の写真は宮崎漁港です。本当は遠くに見える白灯台の有るところやりたかったのですが、先人がいたので海岸の道路から少し張り出した堤防で竿を出します。手前にかけ上がりになっていて10m位先は水深5~6m位ですか。

エサは取られますが大きな獲物はかかりませんでしたが、最後の方で50cm位のボラがかかり、引きは楽しめました。

夕方になり今日の宿を探します。国道8号線を西へ進み入善町(お米の産地)魚津市(蜃気楼で有名)を通過し滑川にある道の駅ウェーブパークなめりかわに到着。買い物とかしたのと少し迷いましたので夜9時近くになりました。翌朝気づきましたが道の駅のすぐ裏は海岸と右手には滑川漁港があります。いい天気です。

今日は富山市内を見学します。車で回るとかなり広い範囲で大きい立派な街です。路面電車も走ってます。市内の本屋や釣具店で能登半島の釣り場ガイドが無いか探しましたがありませんでした。最近は釣り禁止の港が増えてそういう本は最近出していないということでした。カーナビとスマホのグーグルマップで探すしかない。

お腹も減ったので富山といえばブラックラーメンかなと思い、下の老舗の店に行きました。

本当に濃い味でしょっぱいのでご飯が進みます。

射水市を抜けて高岡市の日帰り温泉越乃庭でサッパリして道の駅雨晴(あまはらし)で休みます。

日之出前あたりから駐車場に車が増えだして不思議だったので外を見ると人がいっぱいいて、よく見るとカメラを持った人が沢山でした。ここは写真スポットでした。

夜明けに北アルプスの向こうから太陽が望む前に見える景色を写真におさめようと大勢の人が来ていました。特に北アルプスの稜線が綺麗で、太陽が顔を出してしまうと見えなくなってしまうので、カメラマンはこの一瞬を撮りに来て、写真はこの下の海岸へ降りて撮るのが良いらしいです。

日が昇ると皆さんすぐに帰られました。こちらも出発します。石川県に入ります。

途中名前はわかりませんが児宮神社の先にある漁港の堤防先端も良かったのですが、人がいたのでまたにしました。先端の上にはアオリイカの吐いた墨の跡がいっぱいでした。

更にその先を探索し鵜浦という港に着きました。大きな港で赤灯台に向かって右手の港内は砂地で左手は岩礁を含む地形でこちらに竿を出します。水深は5~6mですが藻が生えてるので気を付けて釣らないと。

いい天気で波も穏やかです。これで釣れれば言うことなしですが。

ウマズラが釣れたのみでした。夕方まで頑張りましたが次の宿泊地に向かいます。

七尾市の能登食祭市場という道の駅です。市内の海沿いに有り色々な店も入っています。がこちらは近くのスーパーの総菜で一人宴会です。

朝になり今日は和倉温泉から能登島に渡ります。橋でつながってます。

先ずは島に入り右回りでグルっと周りました。結構道が狭いところもあります。で半周まわったところで一番大きな漁港の堤防で釣りを開始しました。堤防の上から外海に向かいこませをまいてと。水深は沖合10mくらいで5mくらいで20m位の沖合だと10mくらいの水深がありそうです。トイレも港内に公衆トイレがあります。

大きくありませんが黒鯛釣れました。28cmでした。取り敢えず嬉しいです。

この後は沖目など色々試しながら釣りをしましたがベラなどが釣れたのみでしたが、一匹がうれしい。この後、島内にあるひょっこり温泉という日帰り温泉でお風呂に入り、島唯一のコンビニでつまみと弁当など仕込み、島の道の駅に向かい宴会しました。

翌日は島のもう半分を探索し島を離れ本土?に戻ります。本土に戻る橋の手前に小さな漁港があり何組かの人が釣りをしてました。よさそうな釣り場です。水深もあり潮通しも良さそうです。またの時に覚えときます。

橋を渡ります。立派な橋です。

能登鉄道の終着駅の穴水へ向かいます。意外と立派な駅舎です。

列車にアニメがプリントされてました。何のアニメかはわかりませんが。

更に北上を続けると、いい感じの風景が続きます。人は少ないです。

河口の船着き場ですが何となくいいです。

花が咲いて、軒下には干し柿が干してあります。

諸橋港というところが釣りやすそうだったのでチャレンジしました。車は近くの公園駐車場に止められます。港沿いの道は大型バスが通るので駐車はNGです。

最初は堤防の沖に向かって釣りを始めましたが、エサ取りが凄く多くて着水と同時にエサはありません。なので気分を変えて堤防の低いところから港内へ変えてみます。

大きくはないけど黒鯛釣れました。前日の能登島に続く釣果です。

でも、この時に左ひじからプチッと音がして強烈なひじの痛みが走り、この後の道具を片付けて宿泊地へ急ぐことにしました。

今日は宇出津港の奥にある能登町役場前の駐車場に泊ります。トイレもすぐそばにあり便利です。

朝、起きて海を見ると朝靄の宇出津港はとてもきれいでした。感動です。遠くに北アルプス連峰が見えます。

能登町役場です。意外と大きいです。

釣りエサも無かったので、もう少し北側にある小木漁港に来ました。ここに釣りエサ屋さんはありましたが壁にかかっている魚拓の数々は、この小木港で釣れたものもありますが、先ほどの宇出津港の方が大きさも実績が高いようです。でも戻るのもチョットと思い小木港の右手先にに進んだところにある大きな堤防に行くことにしました。

堤防の外側を狙いましたがここもキタマクラなどのエサ取りにあい、ひじも痛く断念しました。

途中で見附島を見ました。目鼻口を付けたら人の顔の様に見えると思います。


これから、珠洲に向かいます。近くに元気の湯という温泉施設があるのでひじの療養も兼ねてお風呂です。でも温めて良かったかな?

正面は珠洲の道の駅の売店などで、右手は昔の駅のホームがあります。

あと、お風呂ですが車で10分位の所の元気の湯に行きましたが、珠洲の道の駅に戻る途中の道の駅のすぐ側に、海浜あみだ湯という銭湯がありました。こっちのほうが良かったかも。

ひじ痛のため観光に切り替えます。

能登半島の一番先端にある灯台に来ました。禄剛崎(ろっこうさき)という岬です。灯台は修理中でした。残念。

ここからは東京が一番近いです。

今度は日本海を右手に見ながら輪島市方面へ向かいます。この道路はの奥能登絶景街道街道と名付けられてました。確かにきれいな景色が続きます。

もう少し走っていると揚げ浜式製塩と書かれた塩作りの店が何件か出てきます。道の駅すず塩田村では塩づくり体験ができるそうで、そこで作られた塩も売ってました。お土産にと買って帰りましたが味は塩の辛味だけではなくミネラルや甘味・うまみなどが感じられおいしいです。この道の駅の50m位先に朝のNHK連続テレビ小説の「まれ」土屋太鳳主演の中で出てきた製塩所があります。

この季節は太陽の光が弱いので既に営業を行っていなくブルーシートがかけられてました。

更に車を走らせると白米千枚田があります。道の駅「千枚田ポケットパーク」に駐車し千枚田の中を散歩できます。観光バスが一杯いました。

夜になるとライトアップされます。4色の光が15分毎に変わります。綺麗です。

これを見るのに時間がかかってしまい、輪島市内の道の駅「輪島」に到着がかなり遅くなりました。

今日は輪島市内の観光です。チャリに乗り換えて朝市会場を目指します。

朝市の風景はこんな感じで結構賑わってます。

出身地らしく永井豪記念館もあります。

塩田の所で紹介した朝のNHK連続テレビ小説の「まれ」土屋太鳳主演の記念館もあります。

輪島塗の物をお土産にと思い輪島塗会館に行き、色々説明を頂き箸を購入しました。

この後更に地酒を自分用でお土産購入と思い市内を流れる川を越えた先にある中島酒造店さんへ。造り酒屋さんらしい佇まい。

店のおかみさんと色々話をして、こちらでは地元の米を使い作っているとか。代表銘柄の末廣(純米)を購入しましたが、このお酒は日本酒だと15~16度くらいが普通ですがこれは18度もあり色もやや黄色のお酒です。車の運転もあるので試飲できないので残念ね~と言われつつ帰り際に茹でた香箱ガニ(コウバコガニ)を頂きました。(その夜に車中で美味しく頂きました)

この後雨もぽつぽつ降って来たので車に戻り昼飯にと思い地元のソウルフードの8番らーめんに入りました。美味しかった。なるとが8です。

輪島から西へ移動しますが天気がどんどん悪くなり雷も鳴ってます。景色はとてもいいところです。

鵜入海岸というところでいい雰囲気です。

道路はこんな感じの所が続きますが、崖下に降りれたら良い磯場ですが降りれませんので更に車を走らせます。

下の写真は大沢地区の風景で、強い風から家を守るために「間垣」という垣根で囲った集落です。

この先の上大沢地区も間垣が見られます。

上大沢にあった小さな港です。人もいなく竿を出したらつれそうです。景色もあいにくの雨上がりの曇天ですが晴れたら綺麗だと思います。

この後、山越えし能登半島の西側に出ました。強風で車が揺れます。

夕方になりましたので食糧を仕入れて「じんのびの湯」という日帰り温泉に入り道の駅「赤神」で宿泊です。この道の駅は誰も人がいなく海岸の道の駅なので風がまともに来て揺れます。

朝起きると風は強いですが、晴れてます。国道249号線を南下します。途中の志賀町を過ぎたあたりに、機具岩、夫婦岩や景勝地があります。

夫婦岩です。

この丘から下へ降りるとすごい景色になってるらしい。行きませんでしたが。ちなみにここの駐車場は絶メシロード第9話能登ラーメン編で出てくる「ロードパーク女の浦」の駐車場からの眺めです。

海岸を南下しなが港を探します。

途中、志賀町の原子力発電所のそばの赤住港で釣りをすることにします。まだひじは痛いのですが・・・。この釣り場は車で防波堤のそばまで行けます。トイレは簡易トイレがありますが、きれいなトイレは原発隣の花のミュージアムがおすすめです。

ここは水深5~6mで底は多分砂です。ショウサイフグしか釣れませんでした。

この後、羽咋から海岸沿いの自動車専用道路の「のと里山海道」を使い南へ向かいます。この道路は無料です。今夜は買い物を済ませて津幡町の道の駅「倶利伽羅 源平の郷」に向かいます。

朝です。石川県はここまでで、今日は富山県の砺波市を抜けて奥飛騨へ向かい長野県の松本市に抜けようと思います。実はそろそろ雪が降るかもしれないとの予報もあり、その前に峠を抜けようと思って少し日程を急ぎました。なんせノーマルタイヤなので。

国道41号線を通り富山県(途中の道でイノシシがひかれてました。あやうくぶつかりそうになり焦りました)から岐阜県の奥飛騨温泉を抜け、更に471号線で北アルプス越えです。まわりの山々は紅葉が綺麗です。

向こうに見える山の下の安房トンネル(あぼうトンネル)を抜けます。トンネルは有料道路です。

長野県側の道の駅「風穴の里」に到着です。

ここで黄色いリンゴ(名月)を買って帰りました。とてもおいしかった。この後は松本市内へ出てそこから諏訪を抜け甲府を通り帰宅です。

今回の車旅は前半の能登で釣りが出来る場所が多く、大きくはないですが魚もつれてよかった。能登はいいところですのでまた来たいと思います。

能登半島一周の旅は終わりです。