Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

スマイルへきなん!こいけゆきこ

幸せなまちのために私たちができること

2020.02.10 10:51

「小さいけれど、温かい……」

この一枚の素敵な“布”を市民の手によって織り上げ仕上げていくような

この時間がたまらなく好きで、年4回開催している

「ざっくばらんなおしゃべり会」。


1月は「フリースピーチ」が加わりました。

フリースピーチは、日ごろ感じる疑問や提案を話すしくみ。

犬山市では、議会の企画として制度化され、子供からお年寄りまで誰でも話せます。

今回は、3人の方にお話いただきました。

☆ 介護しやすいまち

☆ 外国人の子どもが安心して学べる学校があるまち

☆ 情報が多いからこそ孤立してしまう人がつながるまち

誰かが声にする毎日の暮らしの中で感じた疑問や提案。

それを聴いた人たちが「何か」を感じる。

思いがつむがれ合う空気に触れた時

胸に熱いものがこみ上げてきました。


ざっくばらんなおしゃべり会は、

メンバーを入れ替えながら

ディスカッションを繰り返す「ワールドカフェ」形式で行いました。

「幸せなまちってどんなまち?」

「そのために自分ができることは?」

この問いに、参加者全員で語り合いました。

そして、大きな紙にどんどん書き込みました。

「対話なんてはじめて!」

「初対面同士で会話!?」

スタートこそ戸惑いがあったものの、

気付けばどんどん語り出す参加者。

最後には「もっと話したかった」という声もあったほど、

各グループとも盛り上がりました。


紙一面に広がるたくさんの「想い」。

参加者どうしで体感し合ったのは、

その想いを通して触れた、人どうしの「つながり」でした。


制度や施設など、お金をかけることについての大きな不満や不自由は、

碧南では感じづらいかもしれません。


「幸せなまちってどんなまち?」

そこに住んでいる一人ひとりが自分とまちのみんなの「こころ」と向きあったこの日。

つながりあうことで、それぞれの想いがつむがれ「生きていて、良かった」と

一本ずつの糸を丁寧につむぎ、つむがれたその糸で織り上げられた布(幸せ)。


この日のこの場にできたその布は小さいながらも温かかったです。


この素敵な布が、これから大きく広がっていくことにワクワクしながら

碧南のみんなで、想いをつむぎあえる場をつくっていきます。