【スパイダーゲドン】PS4ゲーム、マーベル スパイダーマンのスパイディ(とレオパルドン)登場!
平行世界のスパイダーマンが集まって強敵インヘリターズと対抗するお話。
🔔ピーターからマイルスへ代替わり
マイルス初主役の大スパイダーイベント。
負傷したピーターが天敵モーランとの戦いに命をかける中、マイルスは蜘蛛達を率いてインヘリターズとの戦いに挑む。でも敵一族インヘリターズを殺すことで決着をつけたいオットーとは道が分かたれる。果たして蜘蛛達は団結して強敵インヘリターズを倒せるのか?オットーは自分の尻拭いを正しい方法でできるのか?
とゆーお話。
🔔616ピーターは少ししか出ない
616ピーターは個人誌での参戦で、PPSSM誌311号~313号モーラン編です。
個人誌の最期に本編の仲間たちから呼び出され、本編ゲドン5号に参戦と言う、ピーターは本当にちょっとしか出てないイベント。
🔔実質PS4ゲームの続編
もう一人の主役はオットー。
PS4ゲーム大部分を書いた脚本家のクリストス・ゲージ氏が作家で、
コミックの世界の616オットーはまず0号でPS4スパイディを勧誘に来ます。
敵を殺そうとするオットーがちゃんと自分の失敗に向き合えるのか、
自分を信頼するPS4スパイディを騙しながら、
最後にはPS4のオットーと違い善を守って関係修復・成長できるのか?
というオットーとPS4スパイディの関係性も本編の割合を占めるテーマ。
🔔東映スパイダーマンのタクヤとレオパルドンも
並行世界スパイダーマンがたくさん出る中で、東映スパイダーマンのタクヤとレオパルドンも意外に活躍と言うか…何気に大事な役どころで面白いイベント本だよ~👍
★超ネタバレ★
PS4スパイディ「並行世界…じゃあ僕ら、同じ人、な感じ?だって悪気はないけど、あんま似てない」
オットー「私の世界には君の存在と対のピーター・パーカーがいる。正体は推測だが君の行動は彼そっくりだ。だがこの私は、違う。
私の名前は…"オットー・オクタビアス"」
PS4スパイディ「Holy―!!うっそ―!!(*616ピーターじゃなくても、やっぱりいいこ喋りなので悪い言葉は言わない)」
オットー「その反応ということは、この世界のオクタビアスは…まったくヒーロー的ではないんだな」
PS4スパイディ「彼は―僕は―色々あったんだ。彼は僕の師匠みたいだった…正気を失ってしまう前までは。ごめん。乗り越えるのが難しくて。僕は…余りに多くのものを失ってしまった。と言うか、わかってるよ―オクタビアス博士も善なる心を確かに持ってた。僕にはよくわかってるんだ。
それにもし道を間違えさえしていなければ、彼もあなたになっていたんだってわかる。体重はちょっと減って。年もちょっと若かったらね」
(*616スパイディも【SMDP 23/破壊兵器】で「本当の君が僕にはわかってる、君は善人だ」とデッドプールに言うのと同じ!)
思うに…"僕の世界の"オットー・オクタビアスの身心がもし信念に忠実なままだったら、あなたのようになれていたんだ。それに正直に言うよ…それを目にできて気持ちが楽になった。ほんの少しではあるけど。あなたについて行く。指示さえしてくれれば何にでも従う」
【ゲドン 0】
(手懐け易いPS4ピーターを自陣営に勧誘するためPS4世界へに来た616ドクオク)
PS4スパイディ「本当に見たいの?この世界のあなたは神経が衰弱してるんだ。研究で毒性物質に晒され神経に損傷が」
616オットー「見せてくれ(スパイディスーツ搭載カメラ映像)これは…なるほど」
PS4スパイディ「今のが多少なりと役に立った?」
616オットー「ああ。教訓として。成り得たかもしれない自分であり…このオットー・オクタビアスは"決して"同じはめには陥らない」(*自陣営に引き込むために、騙し半分でスパイディの前で別世界の善人オットーぶってる)
【ゲドン 2】
オットーはインヘリターズを殺したいけど他の蜘蛛(別世界のスパイダーマン)は反対する。そこで自分に賛同する殺意がある蜘蛛を集めようとする。モーランに狙われる616ピーターや助けに行ったモラレスは死んだものとして不要。前回モーランを倒した「ピーターの能力」は確かに必要になる、でも616じゃなくていい。平行世界のどこかに自分が利用できそうなピーター・パーカーがいるはず。
「自分のリーダーシップを受け入れやすい下地があるピーター・パーカー」というわけで目を付けたのがPS4ピーターで、勧誘しに行ったのが0号。自分を「善人オットー」と思わせて勧誘成功。
ゲームPS4スパイダーマン脚本&スパイダーゲドン作家クリストス・ゲージ氏「PS4ピーターが(ゲドンに)ただのギミック的カメオ出演でないのがとても好き。ゲームで語ったPS4ピーターとオットーの関係を(本で)PS4ピーターと(616)スーペリア・スパイダーマンとの出会いに共鳴させ培える機会を得た」
🔔レオパルドンと東映スパイダーマン(山城拓也)登場
オットー「この51778世界。ここには我々の最も強力な仲間がいる」
PS4スパイディ「デショウネー。素敵。僕が一番と思われてないことに別にまったく傷ついたりしてませんヨーだ」
オットー「私に従え、お前は並行世界の不可思議な驚異に慣れてない」
PS4スパイディ「見くびらないでよ、ドク。僕次元移動は初心者だけど結構な修羅場は経験してる。何ここ、地震頻発世界?」
オットー「いや。まあある意味そうとも言えるか」
PS4スパイディ「👀⁉️ぇと…(レオパルドン戦闘中)やっぱさ、ここはあなたにお任せしとく」
東映スパイダーマン(山城拓也)「レオパルドン!!アームロケット!」
オットー「時間の無駄だ拓也。剣から使え。お前の力が必要だ」
PS4スパイディ「どうも初めまして、僕スパイダーマン😊👋と言っても皆スパイダーマンだからきっとあんま参考にならないね」
拓也「初手からソードビッカー?品がないのでは?あれは余りに強力過ぎる…」
オットー「いかにも!だから最初に使え!計り知れない破壊を尽くす怪物討伐を引き延ばす方が気高いとでも?」
拓也「フム…。一理ある。ならば…レオパルドン!ソードビッカー!」
PS4スパイディ「急に僕のウェブ爆弾がちゃちに思えて来た…」
拓也「でも常にこんな戦い方ではきっと…つまらない」
オットー「敵がインヘリターズとあらば別だ。拓也、お前には大いなる力がある。それに伴うのは―」
PS4スパイディ「知ってる!大いなる責任!」
オットー「ああ。それと対インヘリターズ戦では…奴らを"終らせる"責任が伴う…これっきり永遠にな!邪魔する者共も誰であろうと全てだ!」
(*邪悪発言🐙の背後のPS4スパイディ、悪い人にすっかり騙され浚われても気づいてない天然無邪気ちゃん…👼
そして善人ぶってPS4スパイディを勧誘したものの、すぐ化けの皮が剥がれているオットー…)
その頃616スパイディは個人誌でモーランと死闘中。
【PPSSM 313】
スパイディ『(強盗逮捕で不眠不休のままモーランと戦闘に入り、3号分眠い眠いと言い続け、ようやく戦闘終えて帰宅)天国のような四角きものよ。夢の詰まったマットレスの下にあるスプリングたちよ。その抱擁に我が身を投げ出そう。
(*ベッドに倒れ込むスローモーション)
そして君は何ら躊躇いなく僕を歓びで迎えるのだ。触れる前ですら君の温もりを感じられる。そして瞬く間に、我が痛み、我が苦悩、我が悲哀が全洗い流される(ようやくベッドに沈む)ベッドと僕は一つだ。この世に僕らを引き裂けるものなど何もない』
声「ピーター!」
スパイディ『Son of a bucket.こんのぉおお!』グウェン「あなたの助けが必要。インヘリターズが戻った、私たちは―」スパイディ「(起きる)道すがら聞く。行こう」グウェン「ありがとう、ピート(ボロボロの姿に)うわ、寝てなかったんだね?」スパイディ「僕?ああ、もちろん寝てない。
やるべき仕事があるからには寝てられない」(そしてゲドン5参戦。死闘中でも一切乱暴言葉言わずに来たスパイディが、こうして最後に悪い言葉言いそうになるけど、やっぱり代替語。本来きつい言葉をボケっぽく外した感が、スパイディの徹底したいいこ喋りの面白い所~)
結局この二人がどうなったかというと…。
超ネタバレなのでリンク先に。
【スパイダーゲドン】
★ネタバレあらすじ★
オットーが傲慢過ぎてうっかり強敵復活させちゃう。敵を殺すためオットーは善人のふりしてPS4ピーターを騙し利用しようとするけどバレて怒られた。最後には「犯した間違いを認め正す」と決意し敵を殺さない方法を考えて…マイルスが「ソードビッカー!!」
だからスパイダーマンのPS4ゲームお好きな方はぜひ。616オットーは傲慢で邪悪ですぐ人殺そうとするけど、一応守り手と贖罪の気持ちもなくはなく、PS4ピーターとの和解も見られる。作家はPS4ゲームの脚本も担当しゲーム終盤有名なメイおばさんの場面も書いたクリストス・ゲージ氏✨
「間違いを正す」は、「甘ったれ蜘蛛共は殺すなと煩いんで代替案を考えてやった」って傲慢台詞で、実は616オットー全然反省はしてない…。でも仲間を生贄にした後落ち込んでるから、多分贖罪の気持ちも入ってたんだと思う…。
PS4ゲーム&スパイダーゲドン作家クリストス・ゲージ氏「スパイダーゲドンで楽しみなことは多々あるけど、最大のことはやはりPS4ゲームのスパイダーマンをコミックスに持ち込んだこと。スパイダーゲドンはゲーム後の時系列、だからゲーム版スパイダーマンの正式な続編となる」
マーベル編集長C・B・セブルスキー氏「誰が言ったか覚えてないけど『なあ、このPS4ゲーム版スパイダーマンって最高!彼をマーベル世界に入れられる方法ない?』と。マーベルには不可能なことなんてないからね。クリスとダンがゲーム制作に参加してたし。彼が自然にマーベル世界に入れる方法を探した。
(前作)スパイダーバースとの違いは、バースではスパイダーマン皆が別世界に戦いに赴く。今回は皆が地球に来る。マーベルは君の窓のすぐ外にある現実世界。全てのスパイダーマン、全てのスパイダーマンの敵がここで戦う!ピーターは今回脇に下がりマイルス主役の初蜘蛛大イベント!」
作家クリストス・ゲージ氏抄訳「オットーは世界に利する気持ちはあれど傲慢で身勝手で手口は悪。でも敵を復活させてしまい自分が間違いを犯すことや一人では解決できないと認識する。渋々ながらも人に助けを求め、身勝手じゃない振舞いを学んでる過程」
作家クリストス・ゲージ氏「スーペリアスパイダーマンとしてのオットーの(本能的)衝動は身勝手で、でも身勝手じゃない振舞いをしようとしてる人。スーパーヒーローの流れの次世代。黄金時代(1940年代前後)のキャラは本能的に何をするのが正しいかわかっていて、本能的に正しい事をする傾向がある。
マーベルの素晴らしい発明はピーター・パーカーのようなキャラを導入したこと。ごく普通の人…善人だ、でも時に間違えたり、必ずしも自分の行動の結果をちゃんと考えずに行動してしまうことがある。そしてその結果に向き合わなくちゃならない。
オットーは次世代で善人では『ない』傾向がある。自分を誰よりも賢く、自分には特別扱いが当然と思ってる。自分にルールは適用されるはずがない。世界に利することをしたいと言う善もあるが悪党視点の手口を取る。彼はもっとピートのようになれるよう成長できるか、否か?」
【スパイダーゲドン】
編集ニック・ロウ「スパイダーゲドンはマイルスとオットーの話。オットーは前作『スパイダーバース』でインヘリターズが不死な理由はクローン技術だと知る。死ねば新たなクローン体に生まれ変わるから殺せない。オットーは彼らの技術とジャッカルの技術で予備クローン体を作った。
彼らの技術を使ったことでオットーは知らない間にインヘリターズに気づかれてしまった!モーランは我らが616ピーターを追いピーターは戦いで手一杯。そのためマイルスとオットーがこの物語の中心。インヘリターズに対抗するため各々蜘蛛軍団を集める事となる。
カーンが前作の仕事を終えたばかりのウェブウォーリアーズ(グウェン、UK、ノワール、パンク、ハム、インディア)を再集結。彼らがドクオクのクローン使用を止めに行くが時既に遅し。1号でインヘリターズ復活!まさに地獄到来🔥‼️」
【スパイダーゲドン】
[1号ネタバレあらすじ]短く纏めるとこれだけ…
オットー「この街に手を出せば貴様の家族皆殺しだ」ザコ敵「性悪め、貴様やがて自滅するさ」蜘蛛達「クローン使うの止めろ!」オットー「フン。愚か者共が。この賢い私に間違いなどない!クローンで永遠に生きる!(敵がクローンで復活)わ、私はなんてことを…😱」
[懲りずに責任転嫁してるオットー]
ケイン「手が必要ならスカーレットも呼ぶか?」オットー「ジャッカルの外装を継いだ狂人クローンか?駄目だ!決して!敵は奴の技術を使ってるんだぞ…奴の狂気が我々をこの惨めな状況に貶めたのだ!😡」ケイン「あんたが手助けしたせいに聞こえるけど🤨」
ケイン「それにベンは最近そこまでクレイジーでもないぞ。まあ好きにしてくれ」
スカーレット「(*こっそり聞いてて後を追う)俺の技術を使ってるだと?死んでもそんなこと絶対にさせるか。27回死んだけど」
(*そして結局オットーの生贄作戦に付き合い28回目…🙏)
こんな具合で悪党根性全開の616オットーが、彼を純粋にヒーロー版オットーだと(騙され)信じてついて来たPS4スパイディとはどうなる?自分の失敗を認め殺し以外の道を探り仲間と協力して善きヒーローの道が、果たしてオットーに選べるのか?と言うのがマイルス側の話とは独立したオットー側のお話し。