課題に時間がかかる場合。
2020.02.12 01:00
課題に時間がかかる場合は、
必ず意味もなく、悩んでもいないのに
悩んだフリして同じ問題で
思考がフリーズしているのです。
ほとんど100%の確率で、です。
確かに、考えて価値のある問題も
当然ありますし、そのような問題は
塾の課題の中では
「チャレンジ課題」に位置付けています。
しかし、基本問題集や基本問題、
計算問題集のレベルで悩むのは、
難しいからではなく、
分かっていないからです。
そういう時は、すぐ解説を
確認していいから、解き直しの
プロセスをしっかり取りましょう。
くれぐれも無駄に考えたフリして
時間の無駄遣いをしないでください。
そして、淡々と基本問題が
解けるようになるまで、
何度も解いて確認をしましょう。
基本問題集の問題は、
トレーニング一つ分につき
10分以内が理想的です。
そうできていない場合は、
まだ考えて解いている段階で、
完全に内面化された状態に
なってはいません。
完全にコントロールできるまで
何度もチャレンジすべきです。
言われたことだけやっている、
そういう子もいるかもしれませんが
とんでもないですよ。
私は、そこまでを要求してますし、
一回解けば良いとも書いてませんし、
完璧に解きこなせるまでという
文言を付けています。
つまり、誰も「言われたことすら」
やっていないとも言えます。
この子は…と感動するほどの
素材、原石に出会えて
いないのかもしれません。
それは、高い次元で努力ができる
弟子のような存在です。
いつか出会ってみたいですし、
生徒の中にそんな子が
出てきたならば、私は
全勢力を傾けて指導を
させていただきます。
差別はします。
努力をする子を贔屓するのは
当然のことと考えます。