未明死す/mimesisについて
歌詞
私、神様なんて信じない
いたら彼女はきっと死んでいない
ガレージ、耳鳴り、閑散な
昼下がりに浮かんだ恋の歌
私、神様なんて信じない
いたら彼女はきっと死んでいない
美しく咲いた花が
摘み取られていくように
また口遊んで、口遊んでいた
君をただ思い出す日々を 忘れていく日々を
繰り返すだけなんだ
もういいよ全部壊してしまったって構わない
夏は去って 君はいなくなった
真実なんてもうどこにもない
こんな現実なんてしょうもない
夢の中ではいつも幸福さ
さあ願い叶えてくれるのなら
私を殺してなんて
願ってみる
くだらないことを
君をただ模倣して生きる日々を
間違い探しのようにずっと汚れていったって
もういいよ全部失くしてしまった後みたいに
君からもらった真実も
もう愛せないから
未明死す 君から借りていたそれを返せないまま居なくなってしまったんだ
未明死す いつも通りの日々を描いたって
わからないまま君が浮かんでいく
君をただ思い出す日々を 忘れていく日々を
ねぇ歌って 口遊んで また笑って あの日のように
恥ずかしがって翳む君の声が海辺から聞こえたの
ねえ教えて、わかんないよもう
全てだった君も
見えない 見えない
何も見えないまま
夜が終わっていく
この曲について
「未明死す/mimesis」という曲を作らせていただきました。
詩咲花の書いたストーリーが元になった楽曲になっています。
この曲と現在ニコニコ動画に投稿されている「インナーカラー 」「告白」そしてTwitterにて限定公開中の「少女透明/water lily」はそれぞれリタイトル、リミックスなどを経て次のアルバムに入る予定の曲です。曲数はインスト楽曲含め15曲程度を予定しています。
次回のアルバムも処女作「花びらの行く咲き」と同様のコンセプトアルバムで詩咲花の一つの物語を元に音楽を作っています。
「未明死す/mimesis」は主人公である少女が唯一心を開ける、そして憧れている存在を失ってしまった時の心情を歌ったものです。
冒頭の一節「私、神様なんて信じない」というのは無垢な彼女が死んでしまったというのにこんなどうしようもない私は未だ生きているという不平等を皮肉ったものと主人公の少女にとって女神様のような存在だった彼女がいなくなってしまって信じるものを失ったという意味のダブルミーニングになっています。またミメーシスという哲学用語が未明死すとのダブルミーニングになっています。ミメーシスとは模倣のことです。所謂分有のような考え方を元にして作詞させていただきました。
楽曲のアレンジについては当初もう少しアコースティックでしっとりとした感じを想定していたのですが、気がついたら四つ打ちゴリ押しって感じになっていました。
ギターソロがなんだか海辺で見る朝焼けを思い出して気に入っています。
この楽曲、というか今まで投稿してきた曲たちは言わばプロローグのようなものです。まだまだやることがたくさんあるので頑張らないと。。