インド・ガナガンガ紀行 ②
2020.02.13 12:55
某県のロータリークラブの方が、インドの学校に寄付をするという活動に同行させて頂きました。
現地に行くまでそういうスケジュールと知らなかったのでびっくりしましたが、この方のお陰で、普通の旅行ではなかなか見られないインドの学校の様子を知ることができました。
デリーでは、GURUKUL(ネットで調べたらGURUKULAともいうらしい)という、古代インドの一種の教育システムでグル(導師)と弟子が一緒に暮らして学ぶ、全寮制の学校に、学用品や毛布の寄付。
18歳くらいまでの男子が学ぶ学校で、授業は床、寝る場所も堅い土の床のスペース。
物質的に貧しい中で、親元から離れて一生懸命学んでいる様子が垣間見えて、胸が苦しくなりましたが…
日本の子どもと彼らを単純に比べても仕方がない。それぞれが今いる場所で頑張るしかない。
そもそも「施しを受ける人」に対して、妙な憐憫の気持ちを持つことが失礼な話ですね。
変な感情を乗せず、でも思いやる気持ちを忘れず、すべての事象に対処したい、とこの時強く思いました。
授業風景を見せて頂いた後、1人1人に手渡す贈呈式。
その後、英語の歌と、Bhagavad Gitaの朗誦を披露してくれました。
夕方には、ガナガンガのバラタ・ヨーガ・ニケタンへ。
なんと、4年前はなかった立派なガートができていました!
左に見える火は、火葬中です。焼き場が数か所あり、物凄い量の薪が積まれていました。
脱いだ衣服(肉体)をガンジス川の岸辺で焼く…魂は永遠だから衣服を脱いでも焼いても必要以上に悲しむことはないらしい。インド人の死生観!
夜、聖典(ヨーガ・スートラ)の講義を受けて就寝。
翌日に早くも旅のハイライトが!
つづく