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健康と幸福のためのスピリチュアル入門

手が届きそうなところで逃がした悔しさは、ずっと付きまとう

2020.02.16 01:00

ようこそ♪

“健康と幸福のためのスピリチュアル”を哲学している

ルビーです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。


*-*-*-*-*-*-*


質問です。


『花子さんと太郎さんは、博多駅付近で渋滞のために動けなくなりました。


それぞれ東京行きと大阪行きの新幹線に乗ろうとしていた二人は

とうとう走るはめになりました。


二人とも出発時刻に20分遅れて駅に着きました。


太郎さんは、電車が定刻通りだったので乗り遅れました。

花子さんも乗れなかったのですが、彼女の乗る新幹線は18分遅れていたので

いま出たばかりでした。


さて、二人のうちどちらが悔しいと思いますか?』


ほとんどの人が、あと2分早ければ乗れたかもしれない花子さんの方が悔しいと言います。



結果的には二人とも乗れなかったのですが

こんなときも私たちは、事態を客観的には考えません。



これが自分に起こった出来事だったら

この後、あれこれ思いをめぐらせてしまうので困ったものです。


「ああ~もう! タクシーが他の道を通っていたら」とか

「会議があと5分早く終わっていたら間に合ったのに」とか。


いくつもの「もし……だったら」が

いつまでも続けて湧いてくるので、腹が立ったりイライラしたりします。

タクシーの運転手や、会議の主催者に対して恨みが募ります。


タクシーが他の道を通っていても、会議が5分早く終わっても

新幹線に間に合ったかどうかわからないのにね。


同じ理由で、銅メダルを取った選手の方が

銀メダルを取った選手よりも満足しやすいそうです。


銅メダルは、最後に勝って3位になるので喜んで終わるのですが

“金メダル”に手が届きそうなところで逃がした銀メダルは、悔しさ100倍です。


客観的に見れば2位の方が3位よりもいいはずでも

主観的には3位よりも2位の方が満足度が低いのです。


こんな場合に悔しさが募るのは

「実現はしなかったけれど、手に届くところにあったのにあと一歩だった」

という思いがあるからです。


この思いは、いつまでも影のように付きまとって

なんとなく頭にあるので、何回となく思い出しては

他の結果が出せたかもしれないと再現してしまいます。


これって、恋愛でもあるのです。


好きな人に告白しようと決心して出かけたのに

同じ日の数時間前に、別の女性が告白していてカップルが成立していたとか


何となくお付き合いしている男性がいるのに、将来のことがはっきりしないから

仕事に夢中になって、少し距離を置いていたら

数か月後に、若い女性と結婚していたとわかったとか。


「私の方が先に告白していたら、付き合えたかもしれないのに」


「私が距離を置かなければ……若い子を選ぶなんて」


客観的に見れば、ご縁がなかっただけのことですし

告白しても、距離を置かなくても、結果は同じだったはずなのに


あと一歩で他の人に先を越されたとなると

いつまでも腹が立ってイライラするのです。


そして、自分よりも先に告白した女性や

自分よりも若い女性に対して恨みが募ります。


人間の心理って、不思議ですね。


これは「後悔回避」というもので

自分で決断せずに、判断を保留するか

判断の責任を他の誰かに押し付ける場合があるのです。


自分を責めるのは辛いので

タクシーの運転手を責めたり

先に告白した女性を責めたりすることで

少しでも自分のココロの傷を癒そうとするのです。



女友だちで、こういうグチを繰り返す人いませんか? 人に話して発散することで傷を癒そうとしているのですね。


けれども、判断の責任をどれだけ他人のせいにしてもココロの傷は癒えません。


なぜなら、顕在意識で自分の都合のいいように考えても

潜在意識は、すべてを知っているからです。




こんなとき、客観的になれる方法

自分の状況を俯瞰して見ることができる方法があるといいと思いませんか?


私がインストラクターをしている『ibマッピング』という方法は

自分自身を客観的に、俯瞰して見ることができるのです。


そして、自分の潜在意識が何を言いたいのかを

聞き出すことができます。




私は、直接お会いして個人セッションを行っています。

最近zoomでセッションして欲しいというご要望がありましたので

3月からやってみようかと思っています。


「あのとき始めていれば、先を越されなかったのに」

なんてことにならないように、ひとつひとつ実行していきたいと思います。