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サクラマスプロジェクトフォーラム2020

2020.02.15 14:55

吉賀町で進めている教育政策「サクラマスプロジェクト」。

2月15日(土)に、その報告会「サクラマスプロジェクトフォーラム2020」が開催されました。

サクラマスプロジェクトってなに?

「サクラマスプロジェクト」とは、川に生息するヤマメには2種類の個体がいます。1つは、一生を川で過ごす個体。もう1つは、一度海に出て、大きく成長してサケとなって川に戻ってくる個体。サケとなったヤマメを「サクラマス」と呼びます。


魚が好きだった役場の職員が、子どもたちも「サクラマス」と同じように、田舎で生まれ育った子が一度都会へ出ても、大きく成長した姿で故郷に戻ってきて活躍してもらう願いを込めて始めた教育政策です。


簡単に言えば、「子どものうちに地域にどっぷり浸かってふるさとを好きになり、大人になっても故郷のために何かをしよう!」と思う人達を増やすための教育活動です。


公民館のある吉賀町の5地区に分かれて、それぞれの「サクラマスプロジェクト」の一年間の成果を発表する場として、本フォーラムが開かれました。

オープニング

今回のフォーラムでは、吉賀高校の1年生のみんなが司会進行を務めてくれていました。100人以上の参加者の前でも、堂々と話をしているのを見て、「凄いな」と驚きました。


ポスターセッション
各地区に分かれてポスターセッションがスタートです。

僕が担当する柿木地区は、柿木中学校の3年生と一緒に発表をしました。中学生が話をすると思っていたのですが、なんだかんだで僕が大方話すことになりました(笑)
時間が短くて、伝えたいことが伝えきれませんでしたか、皆さん真剣に聞いてくださっていたので、とても嬉しかったです。


一緒に発表した子の一人は、将来、高校を卒業したら消防士として柿木へ戻ってくるという夢を話してくれました。
ここに、サクラマスプロジェクトの成果が出ているのではないでしょうか。

高校生の話

ポスターセッションの次は、吉賀高校生を代表して、3年生の女子生徒がプレゼンをしました。彼女は地元出身で、受験に失敗をしてなんとなく吉賀高校に入ったのですが、とあるイベントに参加したことをきっかけに面白い大人たちと出会ったことで、どんどん自分のやりたいことが生まれてきて、「将来は吉賀町へ戻ってくる」と語ってくれました。


まずは、「楽しい!」、「この人達についていけば、おもしろそう!」と思うことから取り組んでいき、そこから「自分の住むまちをどうしていったらいいんだろう?」、「日本は?世界は?」などと、考えを深めていくことが大切であることも教えてくれました。

高校生とは思えないほど、しっかりとしたプレゼンで、参加者の皆さんは感心しっぱなしでした。

パネルディスカッション
パネルディスカッションは、中高生代表が5人、地元の大人代表が5人でした。


「大人から子どもに聞きたいこと、子どもから大人に聞きたいこと」という内容で、ディスカッションをします。

子どもからは、

「吉賀町の未来には何が必要?」

といった鋭い質問が出てきました。


それに対して、

などの答えが上がりました。


逆に、大人からは

「田舎(吉賀町)に住んでいて不平不満はある?」

といった質問が出ました。子どもたちは、

  • 他地域から来た人には、バスの乗り方が分かりづらい
  • 親に頼らずに遊びに行きたい
  • 吉賀町の深い情報が知りたい
などの困りごとが出ました。

多感な時期の高校生が、遊びに行くのに毎回、親に送り迎えをしてもらわないと行けないというのは、結構苦痛ですよね。


がんばろう!大人たち

1時間のパネルディスカッションを聞いていて、「もっと大人がんばろう!」という気持ちになりました。

子どもたちが

「吉賀町を良くするために」

様々な質問を大人にぶつけているのに、大人は具体的な話ができませんでした。聞いている僕も「自分ならどう答えるだろう?」と考えながら聞いていましたが、やっぱり具体的な策は出てきません。


もっと大人と子どもと白熱した議論(意見交換)を交わせるように、大人たちは具体的な案(策)を考えておかなければいけないなと反省しました。具体的な考えを持っていない大人がいくら子どもたちに「吉賀町のためにがんばってくれ!」「吉賀町の将来を担う人材を育てよう!」と言ったところで、説得力はありませんね、、、。


グループトーク
最後のプログラムはグループトークです。

5つのテーマが設けられ、それぞれ関心のあるテーマの下に集まり、意見交換を行いました。テーマは、以下の5つです。

  1. 観光、産業、自然
  2. 教育、子育て
  3. 拠点づくり、インフラ、防災
  4. 伝統、文化、祭り
  5. 医療、健康、食

僕は、「4」のグループでした。
自分を含めて4人のグループだったのですが、4人中3人が別々の神楽社中に入っていたので、話題は専ら「神楽」が中心になりました。


「神楽」にしろ、「祭り」にしろ、やはり田舎においては「人手不足」が問題となっています。若い人がなかなか入ってきません。
そこには、「告知不足」が大きな要因だろうという話が出ました。
担い手を募集したいのであれば、「イベント時に告知をする」。たったそれだけでも変わるのではないかという話になりました。意外と、当たり前のことを取りこぼしていることが多かったりします。


話足りないところがありながらも、時間が来たのでグループトークは1時間で終了となりました。
講評と閉会式が為され、会は幕を閉じました。

「サクラマスプロジェクトフォーラム」は、非常に濃い学びの時間となりました。

「サクラマスプロジェクト」は、まだまだ発展途上なので、これからも「ふるさとを愛する人を育てる」ために、公民館主事として力を注いでいきます。どうぞ、皆さんのお力を貸していてだけると嬉しいです。






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