来訪者の靴
先日、業者の方が立て続けに我が家に来ることがあり、ふと
そういえば渡米当初はこんなこと一つにも頭を悩ませていたな〜と
思ったので小さなことだけれどシェア。
我が家の場合、
アメリカ人が自宅に上がることは
数えるほどしかありません。
一番多いのが英会話の先生、
続いて家のオーナーさん、
そして何か家の設備が故障した時などにやってくる現地の業者さん。
あとはごく稀に子どものお友だち、
ぐらい。
英会話の先生と、
家に遊びに来てくれるようなお友だちは日本人のことをある程度理解してくれていて、
家には靴を脱いで入る、ということを知っていてくれるので
こちらから言わずとも脱いでくれるので全く問題はありませんでした。
悩ましかったのはオーナーさんと業者さん。
特にオーナーさん。
我が家はオーナーさんも日本に少し理解があるので、
当初は説明をして靴を脱いで入ってもらったことがあるのですが…
そのことを英会話の先生に話したら
「それは失礼だ」
と言われたことがあったのでした。
この家はそのオーナーのものであって
元々はそのオーナーがここで土足で暮らしていた家。
その家に入るのに靴を脱いでと言われるのは不快に思う人もいるだろうと。
さらには、
アメリカ人の中には土足生活が基本なので
靴を脱ぐ心構えができていない(靴下に穴が空いているなど🤣)場合もあり
脱ぎたくない人だっていると。
まぁ、今振り返ってみると
笑えすらする会話ですが、
来た当初は
そうか、アメリカ人はそうなのか!
と素直に受け取りました。
そしてそれからしばらくは
オーナーさんや業者さんが来た際には
土足のまま入ってもらい、
帰った後に床の拭き掃除をせっせと。
雨の日とか、特に嫌だったなぁ〜!
英会話の先生ですら、業者が来た時にはそうしているのだそうで。
(英会話の先生は自宅で靴を脱ぐスタイル)
アメリカ人でもそうしているのなら、それは仕方ないなと。
そしてそんな生活にも嫌気がさしたので(ようやく)最近は
靴の上に履くカバー
をつけてもらうようお願いすることにしました。
こんなもの。
シャワーキャップでも代用できそう?
業者さんも、快くつけてくれました。
これがなんとも快適で。
お互いにとっていいじゃない!
という、
なんとも地味〜なお話でした。
渡米した当時に周りの奥さま方に
お宅はどうですか?
と聞いてたりしていたことなどを思い出しながら
またそんなことも残していけたらなと思ったのでした。