チーズはどこへ消えた
今日ご紹介する一冊はこちら
スペンサー・ジョンソンさんの著者 ”チーズはどこへ消えた” について書いていきたいと思います。
このお話は、ネズミ🐭の『スニッフ』と『スカリー』、小人👥の『ヘム』と『ホー』が迷路の中でチーズ🧀を探しながら暮らしているお話です。
先に説明しておくと
・チーズ🧀とは、私たちが人生で求めるもの。”仕事” ”家族 ”健康” ”お金” こうなりと思う象徴をいいます。
・迷路とは、”会社” ”地域社会” ”家庭” 日常での困難な象徴を表しています。
この2つを覚えておくとこのお話がわかりやすくなります。
ある時、迷路の中のチーズステーションCにたくさんのチーズ🧀があるのを彼等は発見します。毎日そこへ通い、毎日チーズを食べて幸せに暮らしていました。
ここで、小人👥のヘムとホーは慢心してしまいます。これは、現状の状態に満足している状態です。でも、ある時、チーズステーションCのチーズ🧀が無くなりました。じつは、食べてるうちにチーズ🧀が減っていたのですが、慢心していた小人👥のヘムとホーは気づきませんでした。
ネズミ🐭のスニッフとスカリーは、すぐに新しいチーズ🧀を迷路に探しにいきます。
しかし、小人👥のヘムとホーは、チーズ🧀が無くなったことにショックをうけ、”待っていればチーズ🧀は現れるだろう” ”迷路の中は危険だ” と行動することを止めてしまいました。
この後、小人👥のホーは ”このままだとダメだ” と新しい決断をしますが、ヘムは ”ここがいい” ”迷路の中は危険だ” と居座ることにします。
ホーは、待っていてもチーズ🧀が戻ってこないと気付いたんです。一人だけ勇気を出して迷路に入ります。
そして、迷路を進むうちにある感情が芽生えます。
それは、「恐怖」です。
迷路の中で迷い、新しいステーションを見つけても、チーズ🧀はないかもしれない。このまま一生チーズ🧀は見つからないかもしれない。という恐怖にかられます。
ここで、ホーは考え方をある考え方に変えます。
もし、恐怖が無かったら・・・。と考えたのです。
自分を客観的に見ることで、勇気がわいてきたんです。そして、今まで危険だと思っていた、新しい方向に進むことが出来るようになります。
失ったチーズ🧀のことではなく、これから新しく見つけるチーズ🧀のことを考えるようになりました。
ネズミ🐭のスニッフとスカリーは頭は悪いですが、すぐに行動することができました。
これは、「恐怖」というものを考えられないからです。
迷路の中を一人で進んでいるホーは、チーズステーションNでついに大量のチーズ🧀を発見します。
スニッフとスカリーはすでにお腹いっぱいチーズ🧀を食べていました。