Mini Album REC編
Mini AlbumですがRECしてきました
今回はREC編とMIX編で分けて記事にしようかと思ってます
まず、レコスタの選定からになるのですが色々と各バンドの都合があるかと思います
予算重視かそれともクオリティ重視なのか?色々とありますよね
僕らはクオリティ重視で考えていましたのでそちら方面で多くのエンジニアを探しました
今回お願いした方はとある信頼出来る方から紹介をいただき、都内のRECスタジオでお勤めされてます方にお願いする事になったのです
スタジオでなくてもフリーがやられてるマンションの一室もありますが今回僕らは設備が全て整った店舗になります
どちらが良い、悪いでは無く今回たまたまそうなりました
今回、お願いしたエンジニアの数々の作品のクオリティが高く、驚きを隠せなかったよ
ミュージシャンも一流ばかりではありますがマジで音が良いので即決めしました
とまあ、ここまで至るまで結構時間がかかったなー
スケジュールとしては今月からRECに入ったのですが毎週末を使って月内いっぱいかける感じです
一回のRECに10時間/d×3回、Mixに10時間/d×2回の計5日ですね(マスタリングは別)
この期間に4曲をRECからMixまで仕上げます
近年僕は全部セルフ(宅録)でやってますので最近の勝手がわからずエンジニアの方に事前に相談&質問メールのやりとりをしてました
僕らは同期があるバンドなので同期する音を含めクリックもこちらで用意する必要があるかと思います(他のバンドはどうなんですかね?)
スタジオがPROTOOLSで制作するにあたり僕がCUBASEなのでメーカー違いによりクリックのズレがあると嫌だなと思い、クリックも含め全部のオーディオファイルはこちらで用意する事になります
※現在は他メーカーでもほとんど狂いは無いみたいです
元はMIDIで制作した音源ですので全てのトラックの音色をオーディオファイルにステレオで書き出ししました
確かにステレオで書き出したのですがPROTOOLSで読み込むとMONOになってしまったんです
エンジニアはメーカー違いでこの様な事があると言ってまして書き出し方が別にあるみたいですね
なので今回はMONOを左右から出す形でとりました
幸い今回の同期は左右で効果的に振る素材はありませんでしたので今回は特に問題ないかなと思ってます(左右で鳴らすピンポンディレイとかの類ね)
ちなみに96khzの32bitでOKかスタジオにも確認しこちらで設定しました
クリック&同期音源だけで4曲分5Gでしたよ
結構なファイルサイズですよね
なので最終的には4曲で20G位いくんでしょうかねー
余談だけど最終的に皿(CD)にするとしても44.1Khz/16bitで作るよりも96/32の方が良いみたい
サイズダウンしても音は違うと言われました
なるほどね
REC前の準備はこんな感じです
ここからRECの話です
ドラムとベースは同時録音で行いました
ドラムは今回ヤマハのオーソドックスなセットです
スネアの革は最初強く張り気味でセッティングしてましたが張った音が少しキツかったので少し緩く落としてたかな
マイキングは分からない位立ててましたw
スネアで3本とか言ってたな
ルーム(アンビエント?)は入れてなくTOP2本までです
ベースはラインで録音します
ウチのめるくんは持ち込みでDIを用意しました
vintage faceの wabi-sabi とwormholeです
めるくんはブースに入らずエンジニアや僕らと一緒のコントロールルームでのプレイをしてました
ヘッドホンはあまり好きではないとの事でしたのでスピーカーからの音を聴きながら弾いてましたよ
録音順と言いますかドラムの良いテイクをチョイスしてからベースを手直ししてく感じでしたね
ドラムもそうなのですが録り音はかなり太くしっかりと鳴っています
ここがセルフとかなり違う所でして線が細くないんですよね!
DIはライブでも使用してます かなり太く録れますね! 一番上はチューナー
1週間空けて今度はギター録りです
写真は撮影し忘れました…
というか撮影なんて余裕は僕に無かったですw
ギターに関してですが前準備はとくになく方向をどちらにするかの選択位でした
リアンプ前提でライン録音するかキャビにマイクを立てるかです
今回僕はディレイの設定上キャビから音を録音する方にしました
つまり昔ながらの通常の手法です
ディレイもそうなのですが僕は色々とエフェクターを掛けてますので必然的にこうなりました
自分の思い描いたエフェクター音が出せるメリットとは裏腹に録音後に音の調整が出来ないデメリットがありますが僕はそんなに今の所心配はないです
ただ、1点だけ心配があるのですがライブ用で設定してる音で問題ないか?という懸念がありましたが歪の量以外は問題無さそうでした
RECには歪の量を少なめにしてちょっとクリスピーな感じを前に出してます
機材ですがライブと同じでギター(PRS custom22)からチューナーを経てマルチ(AXE FX2)を通りパワーアンプにブギのsimul2:90のAチャンのみ使用してキャビは同じくブギのrectoの2発から鳴らしてます
マイクは同じコーンから2本立ててまして、57ととクジラでした
弾く場所はコントロールルームです
まあまあの爆音なんで長時間は耐えられないですからねー
音出しの際、ラックの中で何かと共鳴してしまいビビリ音が出ましたのでめるくんと一緒に原因さぐりを色々としました
そしたら原因はライブの時にセッティングするためにライトをラック裏に取り付けてるのですがそいつが悪さしてたんですよね
キャビからはその音は勿論出ませんが遠くの方でビビリ音が鳴ってるので気になり、音に悪さしそうな箇所は全部外して対処しました
ノイズもそうですがこの辺の思いもつかないマイナートラブルも考えられるのでRECを控えてる方はきをつけた方が良いかもです!
写真はこの位しかないです… セッティングしたカット欲しかったなー
そして更に1週空けて歌録りです
この日のマイクは真空管のマイクを使用しており型は聞いたのですが秒で忘れてしましました…
僕は真空管のマイクは馴染みがないのですが聞く所によると最近のスタジオで真空管のマイクの使用は多いんじゃないかなと言ってました
今回嬉しい事に数名の仲間が差し入れに来てくれましたのでコーラスに参加してもらいました!
ピンぼけですみません こんな形状です 全くわかりませんね…
歌録りに関してはそんなに話がないのでこんな位ですが順調にREC作業は進みました
今回はこんな所かな
今度はフルアルバム録りたいな!