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神(火・か)水・み)の世界

2020.02.17 13:53

七色の光と水が織りなす世界。これを畳み込みの世界というのでしょうか?火(か)水(み)みの世界というのでしょうか?

Facebook・矢加部 幸彦さんの投稿記事

女は絶えず己の腹、子宮を温め、男はそれを叶うべく、エネルギーを与える。女は陰ではあるが、その徳は火(か)となって現れ、男は陽であるが、その徳は水(み)となって現れる。

火(か)の子宮に水(み)の精がまぐ合い、火水(かみ)が現れる。

その振動が宇宙の火水(ひみ)津(つ)。。


Facebook・山地 弘純さん投稿記事

本日2月15日はお釈迦さまがお亡くなりになった日です。

仏教寺院では、この日に「涅槃会」という法要を行い、お釈迦さまの最期のメッセージを読み解きます。

涅槃とは「ニルヴァーナ」の和訳で、吹き消すという意味があるそうです。

それは単に命の灯火が消え、魂の肉体からの解放というだけでなく、煩悩の火が消え、死と再生を繰り返す命(生死輪廻)からの脱却をすることであり、我々の理想とする境地です。

涅槃図をご覧ください。

15日ですから、空には満月が輝いています。

ここはクシナガラという辺境の地。

背後に流れる川はネーランジャラー川。

旅の途中であったお釈迦さまは、チュンダという貧しき人が精一杯のおもてなしをした食べ物にあたって命を落とすこととなります。

最期の時、お釈迦さまは中央の台座の上に頭を北に、足を南に寝転んでおられます。

(それで仏教徒はお釈迦さまを慕い、死の際には北枕にするようになりました。)

周りには多くの方々が集まり、お釈迦さまの死の瞬間を嘆き悲しんでおられます。

身分の偉い方も、身分の低い方も、裕福な方も、貧しい方も、さらには動物たちも分け隔てなく一様にその場にいることができました。

空からはお釈迦さまのお母様の摩耶夫人が訪れ、助かるようにと薬投げました。

しかし薬はお釈迦さまの元には届かず、それがひっかかった沙羅双樹の木の左4本は大きく成長し、花を咲かせます。

(逆に右4本が白く老いた木で、薬のかかった左の4本は青々とした葉をつけたという右左の色の違うものもあります)

寿命にしたがうために、毒だとわかっていても食べ物の施しを喜んでいただいたという説や、わざと薬を受け取らなかったという説もあります。

「チュンダのせいで亡くなるというのは間違いで、チュンダの供養を最期に選んで逝くのである」という経文にあるお釈迦さまの言葉が、自己の選択の尊さ、自分軸で生きることの大切さを教えてくれます。

亡くなるお釈迦さまの体から黄金色の光が滲み出ています。

お釈迦さまが最期に残された言葉があります。

「自燈明法燈明」の教えです。

「自らを灯火としなさい。法を灯火としなさい。他のものを灯火としてはなりません。」と言い残されたのです。

まさに答えは自らの中にあるということですね。

そして法という時代を超えても変わらない普遍の真理と照らし合わせながらいくのです。

他のものに答えを求めるのではなく。

改めて、人生の責任を自分で取ることを教えてくださっています。

それだけではエゴを撒き散らすのみになるため、法燈明と二つの光で進むのでしょう。

そして具体的にはどのような行いを修めるのかというと、身体、感覚、思考、集合意識をしっかりと観察することと説かれています。

なるほど。

素晴らしいメッセージです。

そうすることで、自我という囚われから離れて、真実なる認識の世界へいくことがイメージできます。

#善住寺寺宝の涅槃図