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仕事が楽になるのに新しいチャレンジに対して否定的な人がいて進まない理由

2021.01.08 07:53

とても良いアイデアを出しても誰かに止められてしまうと気持ちよくはないですよね。


しっかりと課題意識をもって仕事に取り組んでいると

もっとこうしたほうが良いだろう

もっとこうしたほうが効率が良くなる

と前向きな姿勢でアイデアを出すことが出来ます。


しかしながら、そのアイデアがどんなに良いものでも

必ず形にできるわけではありません。


自分にだけ都合の良い内容では進みませんし

自分だけにしかできない仕組みだったりすると

属人的になってしまうめに周りが理解できずに

話が終わってしまうこともあるでしょう。


ただ、誰もが仕事が楽になるようなアイデアでも

否定的な人が必ずいます。


事務処理に関して言えば

確認作業の手間を減らすために統一化を進めたり

不備対応を減らすために簡素化したり

マニュアル化を徹底したり

デジタル化を進めるのは一番の例ですが

出来ることって沢山あると思います。


予算の関係や他の仕組みとの連携が複雑だったりする理由から

導入が難しいという判断をされる場合は

関連してくる範囲が広くなり影響も大きくなるので

変更のためには相応の責任を負う必要があります。


大きな話になるとそうなりますが

現場単位のオペレーションの改善に関しても

日ごろ不満を言っている人ほど

その不満の原因を改善する案を提案すると攻撃的になります。


良かれと思って提案をしているのに

なんでこんなに否定的なのか?

あなたのためになるのに。


本来はその不満を言っている人がたどり着いて提案すべき改善アイデアであって

それなら不満を言うなよと思っていまいますが

変化に対するアレルギーへの拒否反応です。


構造的には

今の状況で安定をしているから不満を言えるわけで

それはその人が今の仕事をしっかりと理解できているとも言えます。


新しくすると覚え直さないといけない

新しくすると今までとやり方が変わる

新しいやり方を覚えるのが大変

将来よりも目先だけを見ている結果として

今の「不満を言えている状態」に満足してしまっているわけです。


決まりや従来のやり方にこだわるわけではなく

変化=負担という意識

が根付いているので

前に進むことを阻止しようとします。


過去に同じように考えてやってみたけどダメだったからという諦めの場合もあるでしょうが

その当時と比べて

関係している人間が変わっているとアイデアの質も変わりますし技術も日々進歩していますので

結果は異なる可能性ももちろんあります。


不満の結果として負担が自分自身に飛んでくる場合は

もはや他人事ではなくて

スモールスタートをして負担を少なく見せることからはじめてみる方法が良いです。


アンカリングではありませんが

MAXの負担を見せたうえで、現実的な内容を提示すると「それなら」と言う可能性は高くなります。


それでもダメなら

そもそもは不満を言っている人が本当は自分でやるべき仕事である場合が多く

そのものに時間を使う必要はないと割り切って

飛んでこないように自己解決をするように様々な角度から促すしかないです。


良いアイデアを考え付いたとして

同じようなことを考えて

実行に移した人と移さない人がいて

移したにも関わらず今そうなっていないとしたら

そこには必ず話が進まなかった理由があります。


その理由が人によるものであって

目先しか見ていない状況である場合は

誰もがアイデアを出すことを止めてしまうでしょう。


ただ、そういったアイデアそのものや

改善意識を持った人材を求めている会社は必ずあって

成長している組織こそ小さい部分の改善を大切にしている印象です。


大きなアイデアを実現させるためには段階がありますが

オペレーションなどの小さな改善はすぐに取り掛かれます。


関わってくるメンバーの納得があってではありますが

客観的に考えてもプラスになるアイデアに対して

そのあとどのようになったか?は職場環境を選ぶ上での貴重な判断材料になります。


言うだけ言って形にしないことばかりでも問題ですし

一定数の人はその内容に期待している場合もあります。


提案して行動を起こしても変わった試しがないと

それこそガッカリしてしまいます。


絶対に変わらないという諦めから提案自体をする機会がないと

その担当が自分である意味を見出せないでしょう。


反面でコロコロと変わる頻度が物凄く高いと

振り回されてしまって合わないという人もいます。


自分にとってのバランスを見極めることで

その先に適応があります。

人はそれぞれに個性がありますので

元々作られた土台が存在する前提ですと

必ず合う合わないが存在します。


自分にとって合うか合わないかの判断材料は

いたるところに隠れています。

今回はその一つをご紹介しました。