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ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~ なつかしの国 石見 ~(1)日本遺産 石見神楽の魅力とは!

2020.02.19 14:55

はじめに 記事をお届けするに当たり、昨夏、関東・東北地域を直撃した、強烈な台風19号と、続く21号の記録的な豪雨で、千葉や栃木、福島など5県の34河川で浸水被害や土砂災害により亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。また、このたび我が国の世界遺産である沖縄のシンボル首里城の正殿等主要部分の全焼被害が発生。やりきれぬ国民的ショックも癒えぬ中、重ねて2019年12月4日、アフガニスタン東部で長年医療と共に当地に用水路を完成させた国民的英雄、中村哲医師の暗殺事件が続きました。余りにも大き過ぎる一連の悲報に暮れた昨今です。今私達は世界平和の為に何が出来るか…?中村氏が遺した後姿から一人ひとりが何かを学び取り、その実践こそが目指した真の世界樹に繋がるものと思います。謹んで哀悼の意を捧げつつ。合掌


なつかしの国 石見

石見神楽 竹灯籠 奉納

実は、こんなに大勢のお神楽ファンが押し寄せていて、見渡すと後ろの席まで満ぱいの人気ぶり‼

石見銀山 大森町 石州瓦の町並み

石見銀山 大森町 町並み。地上から眺める石州赤瓦の古民家…上から観ても下から観ても伝統的な町の佇まいにはそこはかとなく風情がありますね~.

小浜海岸 青く澄んだ日本海の海と空

三瓶温泉の天然温泉露天 木樽風呂。木曾では、丸い浴槽は基本的には椹を使用しますが、諸事情から高野槙や檜を使うこともあります…

鷲原八幡宮

日本遺産に認定された「津和野今昔~百景図を歩く」の資料となった「津和野百景図」で描かれた場面が残る鷲原八幡宮。鎌倉の鶴岡八幡宮のものを模したという流鏑馬(やぶさめ)馬場は、日本で唯一現存する当時の原型を残した馬場とされ、県の史跡にもなっています。

春には流鏑馬神事が行われ、桜が舞い散る中、的を射抜く音と馬が駆け抜ける音が響き渡ります。八幡宮の裏手には大杉がそびえたち、その大きさは圧巻です。拝観自由


石見地方~なつかしの国 石見~

青い日本海、緑の山々、濁りのない清んだ空気に包まれた石見の景色は、誰にとっても懐かしい日本のふるさとです。そんな石見には、世界遺産や、石見神楽、温泉、グルメなど様々な魅力が詰まっています。その魅力をぜひご堪能ください。


島根県西部地方を石見(いわみ)と言い、世界遺産石見銀山」、日本遺産の津和野や石見神楽、ユネスコ無形文化遺産石州半紙・石州和紙(せきしゅうわし)などがあり、シロイルカバブルリングで有名な水族館アクアスも人気のレジャースポットです。

自然の恵みを受けた美味しい食材や、石見の誇りある伝統、歴史など都会ではとっくに失われた懐かしい伝統と、新鮮な驚きがこの石見には沢山見受けられるのです。

自然豊かな山々と、それらに対して鮮やかな石州瓦のコントラスト。美しい日本海に面した空と海が見渡す限りつながる心地良き数々のスポット、絵になる海辺、山辺の石州瓦の集落を眺めに旅しませんか? 

 ようこそ「なつかしの国 石見」へ。


石見神楽

日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う石見神楽は、島根県西部の石見地方に古くから伝わる伝統芸能です


石見神楽 定期公演での様子!さあ~始まり始まり~

石見神楽 凛々しい姫の神楽「十羅」

石見神楽 子供たちが大喜び恵比寿!子供たちは何をもらっても~宝物~
小生にも、遥か昔のことですが覚えがあります…あれは、確か熱田神宮近くに建つ民家の建前祝いを見に行った時のことです。施主さんや大工の棟梁が屋根の上から紙に包んだ紅白の餅や五円玉、十円玉を投げるのを下で待ち構えて、大人たちと競って取り合ったことです・・・あの頃の子供たちはハングリー精神に溢れ、兎に角すばしっこかった~

かっては⁉こんな事もありました。名古屋の嫁入りは、何台ものトラックに積んだカリモク家具がお婿さんの家に納まると、ご近所の婦人会や町内会の人たちを招いてお披露目の家具自慢でした。(箪笥の中身まで見せて和服自慢も・・・)また、お祝いの御裾分けなのか?お披露目のご挨拶なのか?ご両家ともに様々なお菓子を袋に詰めて用意し、お嫁さんが到着するやいなや、嫁入りを見に来られた方たちに戸口で配ったり、二階から投げたりするのです。

建前の餅まきやお嫁入の菓子まきは、当時、子供たちの活躍の晴れ舞台でした。(大人たちがキャッチできなくて地面に落ちたものをサッと拾い上げる。加納治五郎先生の「柔よく剛を制す」ってところですか⁉)

最近では殆ど聞かなくなりましたが…あなたの町では、未来に残したいどのような風習があるのでしょうか・・・

石見神楽 迫力の4人舞「塵輪」

石見神楽 弁慶・牛若丸を題材にした創作演目

石見神楽 石見神楽の花形「鍾馗(しょうき)」

石見神楽 鬼を許して正しい道に返す「首返し」

石見神楽 強い鬼を三人懸りで退治する、長編演目「大江山」

石見神楽 石西地区特有の神楽面で舞われる「五輪」

石見神楽 平安時代の妖怪を源頼政が退治する「頼政」


まだまだ、沢山の演目があります・・・


石見神楽とは

賑やかで哀愁漂うお囃子の中で、豪華絢爛な衣裳を身にまとい演舞される石見神楽は、古来より石見地方に伝わる伝統芸能で、日本国内はもちろん、海外でも大きく評価をされています。2019年5月には日本遺産にも登録されました。


人々を魅了する伝統芸能「石見神楽」

日本神話を題材に、独特の哀愁あふれる笛の音、活気溢れる太鼓囃子に合わせて、金糸銀糸を織り込んだ豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う石見神楽は、島根県西部の石見(いわみ)地方に古くから伝わる伝統芸能です。昔より地域の娯楽として秋祭り例祭の前夜祭として演じられてきましたが、現在では年間を通じて石見各地で石見神楽を観ることができるようになりました。

その演目は、厳かな雰囲気の中で神様をお迎えする「儀式舞」や古事記や日本書紀を題材にした「能舞」など合わせて約30種類にのぼり、受け継ぐ団体は現在130を超えるほどあります。

石見神楽は、大蛇が火や煙を吹くといったリアルな演出や勧善懲悪といった分かりやすいストーリーが特徴で、初めて観る人にも明快で、自然と目の前で繰り広げられる神話の世界に誘われます。

神楽の根付く地、島根県西部石見地方で、ぜひ迫真の舞を体感してください。


続く・・・


石見地方関連情報「石見銀山」「石州瓦」「石州半紙」について、
下記のリンク記事をご覧ください。


ZIPANG-2 TOKIO 2020  ~石州瓦物語(その4)~「石州瓦が200年に渡って守り続けている町並み石見銀山『大森町』」


ZIPANG-2 TOKIO 2020  ~ 石州瓦物語(その5)~「石見銀山・大森町それは黄金の国、ZIPANG語源の始まり、日本国の代名詞であった!」


ZIPANG-2 TOKIO 2020  ~神の国から石州半紙~ 「和紙の呼吸が聞こえるか」奈良時代から始まる1300年の歴史!ユネスコ無形文化遺産。



鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(敬称略)

一般社団法人 大田市観光協会(大田市役所仁摩支所内)
〒699-2301 島根県大田市仁摩町仁万 562-3 電話: 0854-88-9950


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。


早速、読者からご意見が届いておりますので、
一部ですがご披露いたします。


『読者の声』

石見神楽は厳かなようで面と衣装は迫力がありますね。たくさんの人が集まって遠くから見ても楽しめるように豪華に作られているように思いました。屋外の夜の公演も雰囲気があっていいと思います。

客席で見てみたいです‼ 


『読者の声』

東海地方だと、獅子舞は各地の祭りに登場してよく見ますが…神楽?は殆ど見た記憶がありません。煌びやかな西陣織の様な衣裳と迫力のあるお面に興味深々です。

コロナウィルスが終息したら石見神楽と温泉の旅に出かけます・・・う~ん、世界遺産の石見銀山も観てみたいような⁉


『読者の声』

Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)日本の魅力 再発見!日本国有鉄道が1970年から始めたキャンペーンですが、石見銀山、石見神楽・・・当時拝見いたしましたが、再び日本の魅力を求めて出かけたくなりました。つい先日行った輪島の食べ物も美味しかったけれど、今度は石見地方の食文化…味比べをしてみましょう~やはり変わらぬ昔のままの味がいいな~!期待しています。


『読者の声』

前号の兼六園の雪つりの縄が黄金色に輝く姿は初めて見ました…冬の雪があるときの兼六園は本当に幻想優美で、素晴らしいですね~。

石見神楽は、島根県の方からその良さは伺っておりましたが、演目の多彩や舞台演出など、やはり伝統の素晴らしさとそれを継承されている皆様の工夫のなせる業というか!
それにしても地元の方は毎日でも観ることが出来てうらやましい限りです。

新型コロナウィルス(新コロ)がとうとう市中感染に至る状況ですが、私は人間の自然治癒力を信じて新コロなんかに負けてなるものかという気概で、友人と予定していた国内旅行に行ってまいります。きっと、こんな時だからこそ普段よりサービスも良いかも⁉・・・観光業者の方が読まれていたら嬉しいな~(チャッカリとウッカリこそ私の本分で~す!)


『読者の声』

石見と言えば石見銀山くらいの知識しかない私ですが、神楽も重要なコンテンツの1つなのですね。 写真を拝見させて頂いた感想で恐縮ですが正に「ビジュアル系」といった所。

配色やお面も派手で1種のエンターテイメントとして私の眼には映りました。 歴史の深い神楽ですがこうして長く演じ続けているのを見ると いつの時代にも通じる「普遍性」があるのではとも感じます。