2020神奈川県公立高校入試ステップ平均点からわかること
もうどこかで目にされている方も多いとは思いますが、太っ腹なステップさんが今年も自塾の神奈川県公立高校入試の平均点を公開してくれています。参考になりますね。
よくこの業界では、県が発表する実際の合格者平均点を1.3倍するとステップの平均点になるといわれています。
それではその情報をもとに計算してみましょう。()内が今回出してくれたステップさん平均点です。
英語…53.8(70.0)
国語…59.7(77.6)
数学…51.8(67.4)
理科…55.1(71.7)
社会…58.8(76.5)
昨年の合格者平均点が、
英語…49.8点
国語…59.1点
数学…50.3点
理科…61.3点
社会…42.5点
ですから、予想点数と昨年の合格者平均点で比較すると、
英語…易化
国語…易化
数学…易化
理科…難化
社会…易化
ということになりますね。まぁ、あくまで予想ですけどね。
ちなみに、易化やら難化やらの感想はこちらの記事にも書いています。
各校ごとの点数を見ると、やはり上位校では大幅な平均点アップ。だけれど、中堅校からは比較的上がり幅が落ち着いている様子です。例えば、湘南高校だと21点近くアップしているのに対して、大和南高校だと約4点アップ。県が発表する合格者平均点の傾向としてもそうなるのではないでしょうか。ちなみに、こちらが昨年のステップさん平均点。
毎年ステップさんが平均を出すと、「え、こんなに高いの!」と驚く方が多いのですが、前述の通り、これが合格者平均点ではありません。恐れず、本発表の日を待ちましょう。
とりあえずは皆様、受験本当にお疲れ様でした。
さて、ここからはお節介タイム。忘れている方もいるかもしれませんが、ここは塾ブログですので、ちょっとだけ耳の痛い話もしますよ。
受験生の皆様。受験が終わって、一息つくのはもちろん構いません。やっと好きなことに時間使えるもんね。大いに楽しんでください。
ただ、できれば、本当ぼんやりとでいいので、ちょっと先のことを考えておきましょう。
そう、先とはつまり、高校に入ってからのことです。
高校に入って、同じレベルの子たちとまた勉強合戦です。戦う相手も強くなります。一ヶ月近く何もしないまま突っ込むのは非常に危険です。
しかも、今や大学進学する生徒の半分が推薦で合格する時代。一般受験は試験の内容も未だ不透明ですし、ご存知の通りだいぶ厳しくなっています。
ここで一つ豆知識。基本的に推薦入試に使われる成績は、高校1年生から3年生の夏までの5段階の評定なんです。
そう、高校に入ったら人知れずまたすぐに戦いは始まっているわけです。
受験勉強でせっかく作った勉強の習慣を絶やさぬように、最初のテストで波に乗れるように、僅かな時間でもいいので、コツコツ単語帳や復習や予習の問題演習をしておくことをオススメします。
いや、本当それで変わってくるんですよ。なんだか今年も口うるさくなってしまいましたが、心配しているからこそだと思っていただけたら幸いです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
毎年ステップさんの平均が出ると同じことを言っている気がする。ちなみに、うちの受験生たちはもうみんな予習を始めていますよ。