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(Report) Vol.119 不思議いっぱい!!『赤ちゃんの育ち』についての座談会

2020.02.06 02:00
2020年2月6日、当コミュニティのサポートメンバーである”らいちゃん”こと福島薫さんを話題提供者として、「不思議いっぱい!!『赤ちゃんの育ち』についての座談会」が開催されました。

らいちゃんは、現在第二子の6ヶ月になる赤ちゃんのお世話真っ最中の現役ママ。

赤ちゃんの骨格や発達・抱っこやおんぶなどお世話するときの赤ちゃんの姿勢を中心とした話題で盛り上がりました。

妊娠前から学んできたという豊富な知識を実演を交えながらお話しくださり、とても和やかな時間となりました!

今回の座談会は、マザーズアースコミュニティ初のイースト地区開催。 

会場には、赤ちゃんを抱えて毎日右往左往している新米ママだけではなく、自らのお子様の赤ちゃん期は過ぎたけれどもう一度振り返って学び直したいという先輩ママも集まりました。

寝返り、ハイハイ、つかまり立ち…他の子と比べるものでないとわかっていても、つい早い遅いを気にしてしまいがちだというママのお悩みに、「分かるわかる!」と頷きあう一同。 

その中で、それぞれの段階でその後の発達のための準備が十分できているかが大切!と強調するらいちゃん。 

クッションマットを敷いた床をつかっての赤ちゃんなりきり実演(!)や、複数のお子さんを育てた先輩ママからの実感のこもった経験シェア等々。

目の前でムクムク大きくなってゆく子どもたちのからだを改めて愛おしく、そして尊く感じられる時間となりました。

こんなお話をお聞きしました…

「子どもの育ち」がテーマの座談会、こんなことを話しました!

●育児中こころに刻んでおきたい大人向け絵本、TODAY

●納得!人間の背骨の発達と赤ちゃんの育ちの関係 

●赤ちゃんの寝かせ方アレコレ

●寝返りやおすわりが早くできた子。早すぎていないかチェック!

●赤ちゃん期の姿勢とむし歯、意外な関係。 

●いろいろな抱っこひもやおんぶひも、実際のところどんな感じ? 

●コツを教えて!シンガポールで初めての離乳食づくり(日常編・お出かけ編)

冒頭30分ほどの、らいちゃんからのレクチャーを踏まえて、参加者それぞれが困っていることや疑問に感じていることをシェアしていくというスタイルで進行した会。

そんな中、一番盛り上がったのは、「抱っこのときの赤ちゃんの姿勢」でした。

いろいろなタイプの抱っこひもについて話題が広がる中、抱っこをする大人側の使用感ではなく、抱っこひもの中にいる赤ちゃんの姿勢についてみんなで思いを馳せることに。

道具に任せきりの抱っこになってしまうと、場合によっては顎が深く沈み込みすぎて息が苦しくなってしまったり、ぶら下がり状態になった赤ちゃんの顎が上に向いたまま四肢に力を入れられなくなってしまったり、というケースが話題になりました。

自分と違うタイプの抱っこひもを使っている方や、兄弟それぞれ違った抱っこで育てた方のお話をじっくり聞くことができたのも座談会ならでは! 

日々、あまりにも無意識に行っている抱っこ。

抱っこのときに赤ちゃんの姿勢がどうなっているか、骨格がどう影響を受けているかなんて、改めて考える機会があまりなかったなと思わされました。

いつもの自分のお世話をふりかえったり、またお互いの子育てへの考えやお子さんの様子をシェアし合うことで、より理解が深まっていく様子でした。

参加者より嬉しい感想をいただきました!

初めての育児、初めての海外生活で戸惑う事が多く、何かヒントがあればと思い参加しました。
はじめは"まだ寝返りをしない"、しばらくすると"まだつかまり立ちしない…"、今は"まだ歩かない…”。赤ちゃんの発達について段階ごとに気になり、周りの子と比べて焦っていました。
でも、今日お話を聞いて、早いのがよいことではなく、この子の成長段階をしっかり見てあげることが大切なんだということを再認識できました。
また、講師の「この抱っこが最後の抱っこだったら…」という言葉にハッとしました。
この日常が当たり前のことではなく、どれだけかけがえのない尊いものなのか。日々、大切に暮らしていきたいと思います。
赤ちゃんの育ちだけでなく、離乳食や歯磨きなど多岐にわたる話題を、講師だけでなく他の参加者のみなさまのお話を聞けたのも、とても参考になりました。
思いきって参加してよかったです!
( N.Y さま)
今回、赤ちゃんの育ちや姿勢について、話題提供をしてくれたらいちゃんのお話が、会場全体を包み込むようなあったかい空気にあふれているなぁと感じました。
そのらいちゃんのおかげで、会場にいた皆さんが、ありのままの気持ちや悩みをオープンに話している空気感がとても心地よかったです。
私自身も2歳と5歳の2人の子どもを育ててきて、もう赤ちゃんの時期ではないものの、これまで自分が経験した赤ちゃんの育ちについて悩んできたことや経験したこと、学んだことがこんなに他の方のお役にたてるのだと、帰り際の晴れやかな皆さんのお顔をみていて感じました。
マザーズアースコミュニティだからこそできる、ちょっとマニアックな自然派のお母さんの為の赤ちゃん広場というイメージでした。
参加してくださった皆さんおひとりおひとりのこれまでの経験・知識・悩みによって作り上げられたこの場、みなさんのエネルギーが循環していてとても嬉しかったです!
( N.Y さま)

今回の座談会は、当コミュニティ2020年の新しい挑戦として、《講師から一方通行に学ぶ》だけに留まらず、《双方向のコミュニケーション》による学びの深化を目指して開催されたものでした。

「正解」がない子育ての世界。 

我が子にとっての正解を、親子で創り出していく時間が子育ての時間だとしたら、10組の親子が集まれば、10個の“智慧”が集まるということ! 

まさに今回の座談会では、私たちコミュニティメンバーが想定したよりも遥かに多くの智慧が集まったように感じられました。

そうした親子のかけがえのない時間をつないでいくことが、それぞれの子育てを豊かに彩ってゆくのではないかと感じさせる機会となりました。

2020年、マザーズアースコミュニティの新しい挑戦にもぜひご期待下さい!


Writer: Fumiyo Mitsunobu