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第9回_天ぷらと寿司と日本ワインを楽しむヒカル会

2020.02.06 06:02

今日も満員御礼で、天ぷらたかだの『天ぷらと寿司と日本ワインを楽しむヒカル会(

通称ヒカル会)』開催することができました♪

お越しくださったみなさま、ありがとうございます!

たくさん食べて飲みましたね♪

初めましてのみなさんも親しくなられて、個人的にはそれもとても嬉しいことです^ ^


ワインもなかなか攻めましたよー!

キリッと冷やすワインと少し温度を上げるワインも

料理とタイミングに合わせて使い分け

今日は特別にフランスのものも。
最初のシャンパーニュが美味しかったから、天ぷらにも合わせたいから

追加料金であと1本シャンパンを!とご要望いただき、

さらに特別なグランクリュのミレジメのシャンパーニュ、

ルプループネまであけました♪

ペルネペルネとルプループネを両方楽しむなんて、

なんて贅沢なみなさん♪

素晴らしい機会!

特別な夜になりました^ ^

ソムリエは仕事の一部でもあるし、趣味の延長でもあるし、

これからも興味をもって高みを目指していく

ライフワークの一貫と思って取り組んでいます。


ふと気づけば開始からあっというまに9回も回を重ねていて、

回を追うごとにみなさんが後押ししてくださって、

なかなか予約が取れない(席が8席しかないので。。。)イベントになってきました。


これは、一度いらしたみなさんが

「楽しかった!」「また参加したい!」と周りの方に口コミしてくださること、


まず第一に寿司職人高田さんの腕がいいこと、

日本ワインという特異な切り口、

めったに店舗に入らない私がソムリエとしてサーブするという希少さ。

そして笑顔あふれる集合写真という見える事実。

一人でも安心して参加できそうなとっつきやすさ。
新しい素敵な人との出会い、会話、刺激。

飲食店に求められる要素が全部入っているという王道さ。

分析したら結構ちゃんとおさえるところ押さえられています♪

私も楽しんで募集して開催している気軽さも

なにか一役買ってるかもしれません。


今回じつは何気なく嬉しかった感想がありました。

ワインも取り扱う飲食業の方がお1人で参加してくださったのですが、

その方が
「料理とぴったりのタイミングで選ばれたワインが注がれて、

それが本当に料理とあっていた。」

「ワインの温度が、全体の流れと料理に合わせて、完璧にコントロールされていた」

と感激してくださったことです。


これは私が単なる酒飲みではなく、食いしん坊で美食家たる所以。

料理で一番大事なのは「温度(香り)と食感」と思っていて、

温度によって「香り」「苦味」「甘み」「辛味」が全然違ってくるので、

実は単なる宴会の事前に準備された大盛り大皿料理の全部同じような温度では、

食事の楽しみのほとんどが奪われるな〜、と思って

個人的にはそういう場ではあまり飲食せずに

「会話」「出会い」を楽しむことにしています。


なので基本大宴会や誰でもいいような大勢で懇親会にはあまり行かないのは

そういう意味もあります。

(楽しさが半分なのは結構私にはツライものがあります)


なので、カウンターでおまかせのコースを

目の前で大将が出してくれるような場では

ワインの温度管理こそ重要な要素なのではないか?と思っています。


キリッと冷やした状態でサーブして、温度が上がった状態を

ご自分で確認していただくのもまた一興。


南の方のワインで料理の味のボリューム感に比べてワインが勝ちすぎていて、

ダレて感じられるならば、

でもどうしても合わせたいと思ってる要素がそのワインにしかないのであれば、

キリッと冷やしてぴったりに合わせて提供してあげたい。

このワインはとても品質が高くグレードが高いから、

ふくよかさまろやかさをしっかり味わっていただきたい。

あつあつの料理と合わせて美味しさと余韻を倍増させてもらいたい、

と思えるワインであれば敢えてセラーから早めに出して、温度を上げてから

味見をして調整したり。


それはソムリエ側の水面下での画策であって

わざわざお客様に知らせるほどのことではないけど、

分かる人がみたら、わかる、ってレベルのプロのしごとはしたいなって思ってます。


全ては、食べるのが好きだから!という単純な理由ですが。


そんなこんなで次回は第10回。

第11回まで満員御礼になっているので、

また勉強して新しいワイン選んでおきます(^O^)/


ヒカル