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梨の日

二月大歌舞伎

2020.02.20 11:38

久しぶりに、久々に先日、行って来ました。


歌舞伎座『二月大歌舞伎』





夜の部

『八神守護城』

『羽衣』

『人情噺文七元結』

『道行故郷の初雪』




なんといっても、いっちゃん楽しみだったのが…!


玉三郎さんと勘九郎さんの『羽衣』ぉぉぉ…!!


昔観た玉三郎さんを、また1度、もう1度お目にかかりたいと願ってて。

相手役に勘九郎さんだなんて、なんて最高タッグなことか。涙)


天女の説得力がとてつもなく、玉三郎さん以外に誰があの品格を出せるのだろうか。。

あまり詳しい人間じゃないからなんとも言及出来ませんが。


とかく、美しくて美しくて。

語彙力失う。←

あぁ、この人とこの人の芸にお金を支払うという意味が分かりすぎる程、価値のある時間でした。



また4幕目の『初雪』では、真っ白な雪の背景に揃いの黒い着物が映えて釘付け。

黒い男女揃いの着物って新鮮だったなぁ。


時代を感じる男女の固い結び。

現代にも、こんな男女がいるだろうか。

また、舞いを見せてくれる話の流れも好き。

芸は人の愉しみであり安らぎであり。

時を忘れる特別な時間になるのは、今も昔も作品の中でも、変わらぬものなのだな、なんて。




今回のお話しは4本ともとても分かりやすくて気楽で、あっという間だった。


あぁ、また観たいな。

美しく可笑しく楽しい時間と芸に浸れる。


またいつかの年みたく、誕生日に自分へ歌舞伎のチケット買って観に行こうかなぁ。

鶴屋南北『四谷怪談』あったら飛んでゆきたい。

勘三郎さんのお岩が、恋しいな。