【製作事例】「家族になる日」(結婚式プロフィールブック)
製作年月/2012年9月
企画・写真/小泉家
装丁/新井結衣
文章/坂本唯・小泉翔
編集/小泉翔
編集協力/坂本唯・新井結衣
印刷/株式会社イニュニック
製本/こいずみしょう
結婚式を挙げる話が進むなかで、せっかくならプロフィールブックを作って、来てくれた人に楽しんでもらおうと、式の1年前から準備が始まりました。友人に協力してもらい、編集・デザインを考え、撮りためた写真を仕分けるのも大変でしたが、結婚・式までの流れを新郎新婦の紹介を交えながら、充実した内容に仕上がりました。
①「赤い糸」で結ぶ 家族のかたち
結婚式を鎌倉にある鶴岡八幡宮で挙げるため、メインとなる冊子は和綴じにしました。「赤い糸でつながる」ことを連想してもらえたらと思い、和綴じの綴じ糸を赤にして、表紙も「てまり」という糸が入った紙を使用しました。
メインのプロフィールブックの表紙です。イラストは新婦が描きました。
②思い出に残る結婚式にしよう
結婚を決めた時の想いを記す事で、改めて家族になることを強く思った時でした。家族になることが普通でいて、その普通は確かな幸せのかたちでもありました。
新郎の挨拶で始まり、新婦の挨拶で終わりました。
③日常のふたり
何気ない日常を切り取りながら、普段のふたりを紹介しました。
④自分の人生をふりかえる
結婚を機に今までの自分をふりかえってみると、良くも悪くも全てが今の自分をかたち作る大事な出来事であったと実感しました。
⑤結婚とは?
「結婚」について、お互いの両親にインタビューをしました。全てが楽しいことではないけれど、結婚の良さが伝わってくる内容になりました。
⑥新郎新婦に一言申す
受付を済ませたゲストには、専用に作った蛇腹状の本にコメントを自由に書いてもらいました。当日はじっくり話すのが難しかったので、後で見返すと嬉しい気持ちになりました。
⑦席札がしゃべった!?
普通の席札ではつまらないと、席札も豆本で代用し、ゲストに話しかけているようにしてみました。
製作中は新郎新婦がゲスト分だけ並んでいました。
テーブルには名札と共に席札に扮した豆本があります。
⑧思い出の写真と共に
テーブル席の中央には当時を思い出すきっかけになればと、ゲストに関連する写真をまとめた、アルバムを配置しました。
結婚式をしてから早4年が経ちます。
結婚がゴールではなく、スタートであったからこそ、
式を通して今までをふりかえる、
大切な時間になった気がします。