ヒールにもインソールを　普段からインソールを

本日は職業がらヒールをよく履くお客様にインソールを納めてきました。

足にヒールは良くないということはわかっていても、職業によっては履かざるおえないという事はよくあります。

ヒールを履くことで、局所的に圧力が集中して、足が痛くなることはよくある悩みです。

これが毎日続けば、こんなに苦しいことはありません。

この問題を解決するのが、オーダーメイドのインソールです。

ヒールの靴の多くは、インソールが抜けるような構造になっていません。

ですから出来るだけ薄くして、ヒールの中で足が圧迫されないようにすることが第一条件です。

その中で局所的にかかっている圧力を逃すためのインソール 自体の強度を確保することも必要になってくるので、インソールの製作においては考えることの多い、難しい事例です。

足先の厚みは、約1mm〜1.5mm。

こうしないと、足先が圧迫されて血量が悪くなり、むくみの原因になることがあります。

また、踵の厚みもこれぐらいに抑えないと、ヒールが脱げやすくなってしまいます。

ここから、土踏まずや横アーチなどで、圧力が均等にかかるように調整していきます。

特にヒールを履くと、前足部に体重が多くかかりますので、横アーチの設定が重要になってきますが、あまり上げすぎるとアッパーが甲に食い込んできますので、そこは注意が必要です。

今回のお客様はハイアーチ気味で、左右差がありましたので左右で少し仕様を変えていすが、このような細かいことに対応できるのは、オーダーメイドならではですね。

横アーチの高さも相談して、試しながら最適な高さを決めていきました。

また、今回は3足のヒールを持参していただきましたが、運良く全てのヒールにインソールが入りましたので、1足のインソールで3足のヒールを使い回して頂くことができました。

Fit Insole は、スポーツ用のインソールのイメージが強いですが、普段履くような靴にも製作しています。

スポーツしている時間よりも、普段用のインソールの方が履く時間も長く、矯正もかけやすいの効果はスポーツ用よりも高いと思います。

スポーツでは痛みが出にくい方でしたら、リカバリーや、足の状態を整える効果を狙って普段用にインソールを入れて頂くのが良いと思います。

よろしくお願い致します。