トレーナーが導入すべき、動作トレーニングによる「脳の再教育」の効果とは!?
おはようさん。
(※神戸弁でおはようございます)
始発で神戸にむかい、方言を復習している石川です。
先日もお伝えした通り、旅先で土地の文化に触れることは、動作の "自然" か "不自然" かを、見極める『感性』を上げる手段です。
動作創作の特命トレーナーには、獲得すべき必須要素です。(※「特命係長 只野仁」に匹敵する特命を持つ→わからないヒトはググって)
といっても単純に、「この動作、いいな」や、「このトレーニング、役立ちそう」といった具合です。
実は、
方言をはじめ、土地の文化を守ることは、生死にも影響を及ぼします。
その昔に秋田県では、「方言撲滅運動」という流れがあり、これにより自殺者が増えたといわれているのです。
生まれ育った土地の文化の否定は、脳内の「統一・一貫性」の自分を守る本能を逸脱し、自己否定の概念から、自らを傷つけることにつながりました。
特に故郷の方言や文化は、大事にしなくてはなりません。
日本人だから日本を大事に、神戸出身だから、「選手生命の最後は、神戸のチームで」と思うことは、ヒトにとってごく自然のことなのです。
「故郷に錦を飾る」は、とても良い言葉ですね。
脳は正常な動作を覚えるが、異常な動作も覚えてしまう
この正常な動作を見分ける感性は、運動選手にとって、どのような影響を与えるのか。
今日は動作獲得にはかかせない、「脳の再教育」について書き下ろします。
個々の筋肉はどう動くか理解していなく、すべては脳だけが知ってます。
例えば、
上腕二頭筋は自らが収縮することを知らず、収縮することは、脳だけが知っているのです。(※伸展も同様)
なので、
脳と筋肉の「つなぎ役」に、神経があるのです。
ボクが提供しているトレーニングは、その「つなぎ役」の神経系にアプローチをし、正常な動作を脳に教えてあげることです。
専門用語だと「脳の再教育」とも言われます。
気をつけないといけないのは、脳は良い動作も悪い動作も覚えてしまうということ。
つまり、
異常な動作の繰り返しは、脳がその動作を学習してしまい、「つなぎ役」の神経を介して、カラダが動きたくない方向へ動いてしまうのです。
なので、
トレーニングメニューは、本来ヒトがもつ自然な動作の連続が好ましいのです。
それが、
ヒト起源を辿ると四足歩行にヒントがあり、二足歩行で四足歩行のカラダの使い方の獲得を目指すのが、ゼロ・グラヴィティ理論なのです。
その獲得した動作で競技をおこなうと、「あれ、しなやかな動きするね」というような声を聞く場面が増えるのです。
北中城高校バスケットボール部の練習を見ていると、リバウンドでボールを取りに行く手の動きが "しなやか" であったり、動作の "切り替えしの円滑性" が出たりと、複雑性の高い動作が、所々で見ることができます。
※コーンターンで肩甲骨を回す、北中城高校バスケ部の選手たち
これは以前には見られなかった動きと、感じているところです。(※この感性は、土地の文化を大事にすることで磨きましょう!)
動作トレーニングによる「脳の再教育」とは、このような効果が現れるのです。
それではまた更新しまーす。
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※神戸空港の休憩所よりANA機と
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