「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」 第37話　生物兵器開発中に事件が発生したと噂されている新型コロナウイルスのパンデミック ４　日本の防疫体制の初期対応と官僚の事なかれ主義も病巣

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第37話　生物兵器開発中に事件が発生したと噂されている新型コロナウイルスのパンデミック

４　日本の防疫体制の初期対応と官僚の事なかれ主義も病巣

　前回の文章と今回の文章の間で、最も異なるのは、この間に日本において日本国籍の日本人において死者が出たことです。

まずは、この新型コロナウイルスの犠牲者にお悔やみ申し上げます。

このような悲劇を繰り返さないように、今回の日本の防疫体制に関して考えてみましょう。

まず前提条件として、私も素人なので何とも言いようがないですが、なるべく「その時の状況でその時の判断をしたことが正しかったかどうか」ということを考えるべきです。

つまり、現在の時点で、１月の時点の判断をいろいろ言うことは、結果が見えているのですから批判でも何でもできます。

以前、政府関係者に話を聞きましたが、その中には「政治判断というのは、情報がなくても、その場で今までの経験や限られた報告の中で決断しなければならない。目隠しをして迷路を通り抜けるようなものだ」とありました。

今回もまさにそのような状況であると思います。

実際に１月の時点では、この新型コロナウイルスの毒性や致死率などはわかっていませんでした。

新型の肺炎があるとしか言っていませんでしたし、また、世界保健機構（WHO)も危険性が高いとは言っていません。

その時点では、日本には「新型コロナウイルスの治験例がある」わけではなく、また、その感染率などもわかっているわけではないのです。

その時点の判断がどうであったのか、・・・・

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