テト休暇前後はほぼ稼働しない
2020.02.25 07:08
ベトナムは旧暦を採用しているため、年末年始の稼働が日本と大きく異なる。
2018年1月1日から元旦のお休みを決めたほどで、ベトナムで生活していると年末年始の感じが全くない。ただし、毎年変更されるテト休暇(旧暦)は昔の日本と同じで、国全体が機能停止する。これはベトナム人が最優先で家族と過ごす背景に他ならない。
近年、あらゆる文化や習慣がインターネットによって若い世代からアップデートがかかっているものの、ベトナムの年末年始は当分変わらないだろう。
ここで気をつけなかればならないことは、この大型連休に入るテト休暇前後はすべての機関で稼働しないことだ。例えばビザ申請などは通常期間で取得することはほぼ不可能である。
なぜなら、監査機関であるお役所が動かないからである。緊急を要する場合、高い手数料を払ってでもビザ取得代行会社に依頼する方が確実である。
また、テト休暇前は家族と合流するベトナム人は皆お金を必要とするため、盗難やドロボー、お金絡みの事件が多発するのもこの時期である。誇張ではなく、この時期のベトナム人は皆目がギラギラしている。最後に、会社運営、対外取引などは、この時期に重要な取引、申請処理は避けることをお薦めする。