距骨の優位
2020.02.25 23:01
今回の勉強会で様々な 感想文を書いていただきました。
これを機会に私も再度、距骨について調べてみようと思い、複数の人に距骨の左右の優位性を調べてみました。60人ぐらいのデータです。
するとやはり予想した通り、左足の問題の人が多く、左足首をセラピーローカライゼーションすると、アキレス腱の緊張が緩み、左足首を触った時点で右のアキレス腱も緊張が緩むことを確認できました。
しかし、右の足首を触れても左のアキレス腱は緊張が緩みません。つまり、左足首を触ると右側にも影響するわけですから、左足首は、全身への影響も大きいということになります。
これは今までの経験から考えても同一の結果になったので驚くことはありませんでしたが、これほどまで左足首の問題の人が多いとは思っていませんでした。
約9割以上の人が、左足首から全身に影響を与えているというのは、今回調べて新たな驚きでした。
意識の条件としては、全身に影響を与える側という問題意識をもった筋肉の変化を観察しています。
別の条件設定なら違う結果になる可能性は大きいと思います。
それが筋力検査の実体なので、意識が重要ということです。
またこういう検査をするときに迷うことがあります。右が緊張しているのか、左が緊張しているのか?
明確な意識漬けと即決することで答えが導き出されます。