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いながわリンク

令和2年・施政方針/⑥安全・安心を守る まちづくり【まちをみんなでかんがえよう】

2020.02.25 23:33

たくさんの人と一緒にこのまちのことをかんがえて、たくさんの人と一緒に

このまちを楽しみたい。そんな想いで「つくる・つなぐ・つどう」をテーマに

兵庫県の東の端っこ猪名川町で活動するいながわリンク。

一人一人が自分の住むまちのことを、ジブンゴトとして知って・考えて・動けたら、

と思って始めた【まちをみんなでかんがえよう】シリーズです。


今回表明された猪名川町の施政方針は、基本方針+まちづくり方向としての6項目。


これらの内容に気にとめておくことは、最初にお伝えした想いをもって活動する

いながわリンクの今後にも大切なことだと思って、ひとつずつ、分けてまとめています。

オリジナル発表の猪名川町HPはこちら。過去のものもまとめられています。


●【基本方針

●【施策・事業1】交流・活力をうみだす まちづくり

●【施策・事業2】誰もが挑戦・活躍できる まちづくり

●【施策・事業3】人を大切に育てる まちづくり

●【施策・事業4】健やかにくらせる まちづくり

●【施策・事業5】自然と共生し快適にくらせる まちづくり

●【施策・事業6】安全・安心を守る まちづくり(下記)


【まちづくりの方向6】安全・安心を守る まちづくり

防災については、新年度では災害防災情報提供システムの構築、国土強靭化地域計画の

策定、水位計の増設を進めてまいり ます。


災害防災情報提供システムは、通信事業者の回線を活用し、J アラート情報と連動した

システムによる情報配信を可能とし、 戸別受信機の設置など情報を取得しにくい人への

対応を進めてまいります。

国土強靭化地域計画は、発災時への備えとして自然災害に対する脆弱性評価、

リスクシナリオを想定した計画を策定してまいります。

水位計は、新たに町内4か所に設置することで、水害を未然に防ぐとともに、より精度の高い

避難情報の発信に取り組んでまいります。


避難所については、備蓄品に段ボールベッドや間仕切り、カセットボンベ式の発電機を

新たに備蓄することといたします。 また、災害時における安全な避難先を確保するため、

日生ニュ ータウン内の避難場所について、川西市との地域包括連携の枠組みのなかで

課題整理を行ってまいります。 災害発生時に、支援を必要とされる方の安全を確保する

ために避難行動要支援者名簿を定期的に更新するとともに、地域内での共助が進むよう、

地域に出向き支援を行い、災害時要援護者支援に取り組んでまいります。


土砂災害特別警戒区域の指定を受けた地域の安全対策工事について、対象となる地域住民の

意向を踏まえ、兵庫県と調整しながら進めてまいります。また、町全域で土砂災害特別警戒

区域が指定されたことを受け、土砂災害による危険から人命と財産を守るため、

土砂災害特別警戒区域内にある構造基準に適合していない住宅の移転又は改修に関し、

必要な費用の一部を支援してまいります。


大規模災害発生時の対応と平常時の消防訓練を効果的に実施 し、災害対応力の強化を図る

ため、産業拠点地区に整備された 消防防災広場を活用してまいります。

消防体制については、老朽化している消防車両の更新を進めるとともに2市1町の消防の連携

を強化してまいります。また、 高度・多様化する消防業務に適切に対処するため、

消防学校等へ職員を派遣するなど、職員の資質の向上に取り組んでまいり ます。


救急体制については、老朽化した北出張所の救急車を更新するとともに、救急アドバイザー

による応急手当の普及啓発を促進し、救命率の向上に取り組んでまいります。


消防団については、効果的で機動力が発揮できる組織づくりを進めるとともに、老朽化した

小型動力ポンプ付積載車2台を更新し、地域防災力の強化に取り組んでまいります。


生活安全については、通学路に設置しました防犯カメラ70 基の適正な管理運用を行い、

子どもたちが安心できる環境づくりに努めております。また、地域での防犯活動を支援する

ため、 自治会などの地域団体自らが設置する防犯カメラに対する補助を行ってまいります。


新年度では高齢者を狙った振り込め詐欺などの犯罪被害を未 然に防止するため、自動録音や

着信拒否ができる電話機購入に対する補助を行い犯罪の抑制に取り組んでまいります。


消費生活相談については、住民に身近で相談しやすい体制づくりを進めており、複雑化・

巧妙化する消費者被害の相談にき め細やかに対応してまいります。また、消費生活相談員に

よる出前講座を実施するとともに、川西市・豊能町とともに夕食宅 配事業を行う民間事業者

と連携して高齢者に向けた消費生活情報のチラシ配付を行ってまいります。


交通安全対策については、町内の自動車教習所の協力を得て、 高齢者の方を対象にシルバー

安全運転講習会を実施してまいり ます。実技や検査などによる高齢者の運転技術の再確認を

促すことで、高齢者の交通安全を推進してまいります。


交通については、民間の交通事業者と連携しながら利用しやすい交通網の構築に努めて

おります。集落内を走る生活道路から幹線道路への接続を円滑にすることで、利用しやすい

交通網を実現し、移動手段を守れるよう取り組んでまいります。新年度ではデマンド交通の

導入検討を進めるため従前より移動手段の改善の要望が高かった町北部エリアや、路線バスの

便数が少 ないエリアを中心にデマンド交通の導入実証実験を実施してま いります。


地籍調査については、一筆地調査を杉生地区で実施するとともに、現地調査を実施した地区

につきましては、登記完了に向け取り組んでまいります。


主財源の基幹収入である町税については、令和3年度の固定 資産評価替えに向けての作業年度

となることから、適正な評価 に向けて事務を進めてまいります。


この他、定員管理による職員の適正配置や会計年度任用職員 制度による職員の任用、

役職や経験年数等に応じた能力向上及び将来を見据えた人材育成のための職員研修等を

実施し、安定した行政サービスを提供してまいります。

また、川西市との連携協定については、様々な分野でその効 果の具体的な検証を進め、

より良い行政サービスが提供できるように連携強化に努めてまいります。