配線の沼 Season2 暫定的処置
なんやかんやで~、迷走してます故障探求。
配線の様な、他の様な・・・。と言うわけでアレコレと考えているわけですが
考えられるすべてを実行して一つずつ答えを出すしかなさそうです。
と言うわけで、写真は撮り忘れましたが、燃調が薄いのではないか疑惑からつぶしていきます。
メインジェットを相当上げてみます。
スロットルオンからオフにした際のストールを検証するためです。
で、結論的にはベストと思われたセッティングからだいぶ上のメインジェットを採用しました。
ダイナモ上ではA/Fでベストと思われるセッティングだったのですが、街中ですと
サーキットと違い、ちょっと濃いめ位がちょうどよいのかもわかりません。
とりあえず燃調に関してはパイロット系のセッティングも含めて、この状態で経過観察とします。
で、次。
IGコイルの位置が移設してあるから水がかかってしまって、リーク→失火してしまうんじゃないか疑惑。
結論を言いますと、完全否定はできませんが、直接的な要因ではないようです。
ですが、どう考えても上から降ってくる雨水は下に落ちるわけで。
しかも走行中となると、下から上にも吹き上がるような水の侵入も否めません。
本来あるべき位置は配線のジャンクションと化してますので、元の位置に戻すには配線からやり直す必要があります。
”見せるスタイル”も雨には弱い。と言うわけで、キャップ部に防水対策を施します。
これでだめなら、移設です。
それと、オイルラインとプラグコードが現状の位置ですと、どうやっても干渉してしまうので、そのあたりも原因の様です。
探求中に症状再発して、一個ずつ排除する過程で、プラグコードを交換したら失火が治ったので、元々ついていたプラグコードへとりあえず戻したところ、復旧しました。
と言うわけで、今回、CDIをノーマルに戻し、プラグコードも元々のコードへ戻しました。
CDIユニットに関しては、プラグコードを戻した後に点火確認をしましたが、スパークせず。
ノーマルCDIはOKと言う結果でしたので、上記の処置をしました。
ですが、CF POSHのCDIが不良ではない事は、他の車両で確認済み。
(非常に強いスパークを発生している)
しかし、この車両だと点火しない。
考察ですが、ウオタニSP-Ⅱとの相性の問題なのかもわかりません。
事実、フルノーマルの車体にて確認するとなんの問題もなく、むしろ非常にトルクアップもします。
と今回、タペットアジャストスクリューの偏摩耗を確認しましたので、スクリュー交換と調整を行いました。
前記の通り、オイルラインとプラグコード廻りを触りましたら、それまで問題なかった状態から、不具合を再発しました。
オイルラインは点火には関係ないので、プラグコードでは?となったわけです。
従いまして、暫定処置として
純正CDI+ウオタニSP-Ⅱ+純正プラグコード 仕様で経過観察します。