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ナチュロパシーマリイソル

ガレノスとイブンスィーナ

2020.02.26 10:23

先日、東京ジャーミイで行われた

『ガレノスとイブン・スィーナ展』の

オープニングセレモニーに行ってきました。


医療や、アロマ、ハーブの関係者の皆様は、

おなじみの名前ですね。


ガレノス製剤の1つの

薔薇のコールドクリーム、

シデリティス蒸留実験なども

楽しみました。


講演は、

『アスクレーピオス信仰とガレノス以前の医療』

わたしの予想に反して、とっても面白くて、

興味が湧いてきて、

帰ってからもいろいろ

文献を調べてしまいました。


古代ギリシャの医療って、

まさに神話の世界!


夢の中での治療だったり、

夢の中で手術や、ヘビによる治療、、、、と

なぜか、宇宙てき!

絶対いろんなものと交信していたと思う!


それも医療の神のアスクレーピオスの神殿で治療を行うらしい!


この神殿が地中海各地に建っていて、

その中の神官に医療の父と言われている

ヒポクラテスがいた

ヒポクラテスは、

ギリシャ人と認識していたけど、

彼の生まれたコス島は、

なんとトルコのボドルムや

クシャダスに近い!

古代ローマ時代、

神殿があるトルコの

ベルガマに生まれたガレノスは、

ヒポクラテスの唱えた「四体液説」を

体系化して、発展させ、

ユナニ医学の誕生で、

イブンスィーナと続きます。


ガレノスの生まれたベルガマは、

トルコのイズミールの都市。

実は、わたしイズミールや、

コス島の近くのクシャダスまで

行ったんですよね。

その時には、

ギリシャがこんなに近くにあるなんて、

気がついてなくて、、、


でも広いトルコで、近くまで行ったのは、

導かれたのかも。


ベルガマの遺跡の写真を見た時、

懐かしさを感じた〜


今回のイベントは

ガレノスに魅せられた日本人女性が、

ガレノスのことを知ってもらおうと

両国の架け橋になり、

ベルガマで、

パパティアフェスティバルを開催されている方の主催です。

すごいエネルギッシュな

パワーをお持ちの方です。


パパティアは、カモミールのこと。

でも、トルコ固有のものと

認定されたそうなので、

パパティアと呼ばれているそうです。


パパティアフェスティバルが行われる3月は

パパティアが咲き乱れてとても

綺麗だそうです。


わたしはパパティアの生蜂蜜や、

オリーブ石鹸、

ローズのコロンヤ、

桑の実のジャムなど、

ベルガマやガレノスに想いを馳せて

買わせていただきました。



ジャーミイの中は、まるでトルコ!

トルコのお菓子、ロクムや、バクラバァ、

ピスタチオバターなど、

食材のほか、いろいろ売っているのも発見!


チャイと、デーツで一休み出来て、

ブルーモスクの中で気持ちよくお昼寝してしまったことなど思い出しました。

懐かしかった〜


ガレノスとイブンスィーナ展は

3/2までです。