滑音について
2020.02.27 01:39
二胡らしい滑音。
たとえビブラート が思うようにかけられなくても、
滑音ができたら、それだけでも二胡らしい音色に近くなります。
歌のように自然なポルタメントをかけるために大事なのは
弦をタップする指をリラックスさせる
こと。
最初はどうしても必要以上に力が入ってしまうので、
「力を抜く」ことを意識しましょう。
「きたきたきた〜」というプレッシャーや気合いがあると
うまくいきません。
「あ、できるできる♪」
くらいの軽い気持ちで試してみてはいかがでしょう。
この感覚はトリルにも有効です。
低い音から楽譜の指示のピッチに向かって滑音を入れていく場合、
半音くらい低い音から入れていくのがおすすめです。
それから案外見逃されがちなのは「速度」
早いと滑音が聞こえまえん。
滑音をかけるご自身が「滑音を聞きたい」と思ってややゆっくりめに
入れてみてはどうでしょう。