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- Arcadia Rose -

「えええっ」と驚く出来事には深い意味があった

2020.02.27 04:49

Synchronicity File:#003 ★★★★★ 驚愕!えええっ!と驚く出来事には深い意味があった!


 このシンクロニシティにも大きく驚かされました。

 ことの始まりは1枚の「映画のポスター」から始まりました。当時、名古屋に暮らしていた私は街で「映画ポスター展」に出くわしました。

 これは映画好きの私にはたまりません。会場では、映画のポスターの販売が行われており、世界の有名な映画のポスターがありました。

 その中には私の大好きな映画「ゴッドファーザー・パート3」のポスターもありました。

 私は以前からそのポスターが欲しかったので購入することにきめました。

 しかし、手に持っていると他のポスターを閲覧しづらくなるので、一通り全てのポスターを観終わった後に、それを買って帰ることにしました。

 他にも「レオン」や「ヒート」などたくさんの私の好きな映画のポスターがありました。

 ふと、見ると、先程の「ゴッドファーザー・パート3」のポスターを他の客が買っていく姿が目に留まりました。


 「あぁ、やはり人気あるな。あのポスターは本当にカッコイイからな」


 と私は思いました。

 一通り私は全部のポスターを観終わると、早速、「ゴッドファーザー・パート3」のポスターの所へ行きました。

 すると、驚いたことに、そこには1枚もポスターがありませんでした。

 なんと!私が他のポスターを見ている間に、完売してしまったのです!

 どうやら、先程、見た他の客が買ったのが最後の一枚だったようでした。


 「あぁ、しまった!まさか、売り切れるとは!」


 私は本当に「ゴッドファーザー・パート3」のポスターが欲しかったので、これにはかなりのショックを受けました。そして、最初に見た時に買っておかなかったことを、ひどく後悔しました。


 「しまったぁ……最初、見た時に、買っておけば……」


 この件に関しては悔やんでも悔やみきれない程のショックを受けました。それほど、私はそのポスターが欲しかったのです。

 その後、名古屋中の店を探しましたが、「ゴッドファーザー・パート3」のポスターは見つかりませんでした。

 本当に好きな映画だっただけに、これは私にとってかなりのショックな出来事でした。

 業者の方に伺ったところ、そのポスターは海外から輸入されてくる品であり、「ゴッドファーザー・パート3」は、少し古い作品なのでなかなか入ってこないとのことでした。

 私はやむなく諦めることにしました。そして、1つの教訓を得ました。


 「これだ!と思ったことは、即行動する!」


 ということです。最初に目にした時に、しっかりと買っておけば、このような悔しい想いをせずに済んだわけです。



 ここから話はガラリと変わります。

 それから1年ほど経った頃、私はとある気功家の方の講演会に話を聞きに行くことしました。

 その気功家の方は女性の方で、踊りを舞いながら気功をするというのです。当時、気功に興味を持っていた私は、とても楽しみにしていました。

 その講演会の前夜、一本の電話がありました。それは実家の母親からの電話でした。

 何かしらの用事の為に掛かって来た電話でしたが、私はふと「明日、気功家の話を聴きに行く」と話しました。

 すると母親は、「自分も気功に興味があるから行きたい」と言い、急遽、明日の講演会に参加することを決めました。



 翌日、名古屋の金山の会場に行くと、母親も来ていました。その会場はわりと大きなホールでしたので、たくさんの人であふれていました。

 講演会では、その気功家の方が実際に踊りを舞い、気功の実演と気功の話がありました。

 この気功家の方の発する気を計測したところ、(超常現象否定派のあの大槻教授のもとでの計測)なんとも17万ボルトを超える数値が、実際に計測されたとのことでした。

 とても興味深い話で私はさらに関心を深めいろいろと知りたくなりました。

 講演会が終わると、私は母親に「じゃぁな」と伝え、自分の名古屋の部屋へと帰りました。



 部屋に戻り、私がくつろいでいると、電話が鳴りました。それは、先程、まで気功家の講演会場にいた母親からでした。

 ところが、この電話の内容があまりにも驚愕の内容だったのです。

 それは、あまりにも有り得ない話であり、これには私も「えええっ!マジか!」と、本当に驚かされました。

 講演会場で私と別れた母親は、その後、会場出口にいたスタッフの方に「今日はどうもありがとうございました」と挨拶をしたと言うのです。

 そうしたところ、そのスタッフの方と話が盛り上がり、なんと!


 「明日、その気功家の方と食事をすることになった」


 と言うのです。

 まさに、驚愕でした。一体、何をどうやったらそんな話になるのか不思議でたまりませんでした。しかし、現実に、先程まで大ホールで講演会をしていた気功家の方と、母親は食事をする約束をしていたのです。

 そして、先方にも話してあるので、私にもその食事会に参加しないかという電話でした。 

 つまり、その気功家の方が私も「ご一緒にどうですか」と食事会に誘ってくださった、ということで、私も参加できると言うのです。これには本当に驚きました。

 一体、どうしたらこんなことになるのかと。

 そして、私もその気功家の方との食事会に参加させていただくことにしました。



 翌日、私も気功家の方との食事会の会場へ行きました。名古屋城の近くの中華料理店の円卓のある個室でその食事会は行われました。

 その気功家の方の他5名ほどの方が参加されていました。その席に座り私はとても不思議な気持ちになっていました。


 「一体、どうしてこうなった?」


 昨日、大きなホールで講演をされていた気功家の方と食事をしながら会話をしているのです。本当に不思議なことが現実に起こるものなのだなと、神妙な気持ちになりました。

 直接、気功家の方からいろいろな話を伺うことが出来て、とても良い時間を過ごすことが出来ました。

 食事会が終わると、一人の参加者の方が、私を最寄り駅までクルマで送ってくださると申し出てくれました。せっかくでしたので、私はそうしていただくことにしました。

 私は当時、名古屋の地下鉄東山線沿線の一社に住んでいましたので、東山線の駅の近くで降ろしてもらうことになりました。


 道中、車内ではいろいろな話をして盛り上がりました。

 そして「着きましたよ」と言われ、私は「どうもありがとうございました」とお礼を伝えクルマから降りました。そして去りゆくクルマを見送りました。

 今日は、本当に不思議な一日だったな、と思いつつ「さて、帰ろうか」と周囲をふと見渡すと、私はとても驚きました。


 「えええっ!ここはどこだ?」


 てっきり、約束していた東山線の駅かと思っていたら、そこはまったく別の場所でした。

 おそらく、話に夢中になり駅を間違えてしまったのだろうか。それとも、何かしらの勘違いをされてしまったのだろうか。理由は判らないにしろ、そこは全く別の場所でした。

 一瞬、さすがに驚きましたが。私はシンクロニシティというものがどういうものか知っていましたので、すぐに気づきました。


 「あぁ、これはシンクロに間違いない」


 そうなのです。このような、一見すると「えええっ!」という稀な出来事こそ、じつはシンクロニシティなのです。

 しかも、このような驚く出来事には、大きなシンクロが起こる可能性が高いのです。そのことを、私はこれまでのシンクロ体験から経験則として知っていました。


 「これは、ちょっと面白いことが起こるぞ、きっと」


 そう思った、私は周囲をぐるりと見渡しました。すると、道路の反対側にパルコが見えました。すぐにその場所が矢場町のパルコだと判りました。

 このような「えええっ!」と言う出来事が起きた時は、その周囲を見渡し、なんとなく気になる行動をとると大きなシンクロが起こるのです。私はこれからどんなシンクロが起こるのかと考えると、とても楽しい気持ちになってきました。

 そこで、なんとなく気になったパルコに行ってみることにしましたが……


「あぁ!そうか!なるほど!そういうことか!」


 この時、私はこの先「何が起こるのか」を瞬時に理解することが出来ました。このパルコというのがこのシンクロニシティを解き明かす鍵なのです。

 じつは、冒頭でお伝えした「映画ポスター展」が行われていたのもパルコだったのです。

 つまり、私はこう考えました。


「あの人がまったく別の駅の前でクルマを停め俺を降ろしたのは、駅を間違えたのではなく、あの人の潜在意識が、今日ここで「映画ポスター展」が開催されていることをキャッチしたからである。だから、あの人は、俺を矢場町のパルコ前に降ろしてくださったのだ」


 私はこう解読しました。

 私はこの「えええっ!」という出来事をシンクロニシティだと捉え、そう解読したわけです。

 そして、さらには


「この一連の流れから判断すると、このパルコで「映画ポスター展」が行われていて、ここに俺がずっと探していた映画『ゴッドファーザー・パート3』のポスターも、必ず置いてあるはず」

 

 私はこう考えました。そして、足早にパルコへと向かいました。


 すると、なんと!


 本当に、入口には「映画ポスター展」という看板が掲げられていました。

 そして、驚いたことに、本当に、パルコ館内の入口付近で「映画ポスター展」が行われていたのです。


 「予見的中!やはり、そうか!」


 私のシンクロの解読からの予見は見事に的中していました。

 そして、この時点で、私は「ゴッドファーザー・パート3」のポスターがここにあることも確信しました。


 「これは、絶対に『ゴッドファーザー・パート3』のポスターがあるぞ!」


 そう思い、私は店内に入ると「ゴッドファーザー・パート3」のポスターを探し始めました。すると……


 「あった!」


 私の予見は見事に的中しました。私の読み通りに映画「ゴッドファーザー・パート3」のポスターが、そこにありました。これには本当に驚かされました。

 前回の失敗から学んだ教訓を活かして、私は他のポスターを見る前に、先に、この「ゴッドファーザー・パート3」のポスターを購入しました。

 

 あれほど探しても見つからなかったポスターが、このような幾つかの驚愕な「えええっ!」という出来事を経て、ようやく私は「ゴッドファーザー・パート3」のポスターを手に入れることが出来たのです。


 本当に驚くべき話です。

 驚愕な経緯で気功家の方との食事会に参加し、さらには、間違って降ろされてしまった駅で、このような驚愕のシンクロニシティが起こったのです。

 「えええっ!」と言う出来事にこれほど私にとって大きな意味が画されていたとは驚くべき事実であり、また、とても重要なシンクロニシティの真実を伝えてくれる出来事でもありました。


 『えええっ!と言う出来事にはシンクロニシティが画されている』


 このことを、この私に実際に起こった実例から、しっかりとご理解いただけたことかと思います。



<シンクロニシティ一連の流れ>

・映画「ゴッドファーザー・パート3」のポスターを買いそびれる

  ↓

・どれだけ探しても「ゴッドファーザー・パート3」のポスターが見つからない

  ↓

・気功家の講演会に行くことに決めた

  ↓

・急遽、母親が参加することになる

  ↓

・気功家の講演会に行った

  ↓

・母親がなぜか、気功家の方との食事会に招待された

  ↓

・私も「えええっ!」と驚きつつも食事会に参加した

  ↓

・食事会で知り合った方に最寄り駅まで送ってもらった

  ↓

・まったく別の駅に送られ「えええっ!」と驚いた

  ↓

・シンクロだと気づき行動を起こしパルコへ向かった

  ↓

・「映画ポスター展」が行われていると解読し予見した

  ↓

・見事、予見通り「映画ポスター展」が開催されていた

  ↓

・映画「ゴッドファーザー・パート3」のポスターをようやく購入出来た



 このように、一見「えええっ!」と驚くような出来事には、大きなシンクロが画されているケースが多いです。

 大切なことは、「えええっ!」と驚く出来事が起きた時に、決して否定的に受け取らず、肯定的に受け取ることです。

 そして、「これはきっと何かある」と言う視点に切り替えて、周囲を見渡し、論理的に考え判断し、愛と調和のもとに閃いたことを実行に移してください。

 そうすることで、このような驚愕なシンクロニシティに到達する確率が上がります。



<シンクロニシティ解読のポイント>

・「えええっ!」と言う出来事が起ったら、周囲を見渡す (ハプニング)

・その出来事に腹を立て否定的に受け取らない

・その出来事を肯定的に「何かあるはず」と冷静に受け取る

・愛と調和のもとに、なんとなく気になることを行動に移す

・シンクロの意味を解読してみる (経験値が上がる)

・直感だけに頼らずに論理的思考で考え判断する

・過去の出来事との関係性や可能性を探る


                            (随時加筆更新してきます)